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虚無の旋律  作者: 東屋 篤呉
第三章『供花時雨』
12/58

0.旋律

 

 * In rhythm of oblivion *


 許してください


 ただ一人の傍にいたいがために

 他者をないがしろにする私を

 許してください


 禁忌であると知っていても

 その禁忌を犯しそうになる私を

 許してください


 全てを押さえ込み

 全てに耐える

 そんな私を許してください


 このままだと何かが壊れ

 大切なナニカを失ってしまいそう

 だから私は許しを請う

 ゴメンナサイと


 だって私は生きているのだから

 生きていることを罪と言われるのならば

 許しを請う以外

 人として生きる術はない

 


 * Out rhythm of oblivion *


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