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バカだけど、革命(か)えてやるよ!  作者: オモシー・ロック
3/6

3時間目..さあいざ出発!・・・がまだ出来ませんでした

3話でなぜ出発できなかったのでしょうかね~?



色々と試行錯誤しながら皆さんが楽しめるように物語を綴っていきたいと思います!




★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 


ぜひ次話も読んでください。


よろしくお願いします!!


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 

「うーん、今日もいい朝じゃ。」

わしはリジャ村の村長、ダイソン=チョーじゃ。毎朝、太陽が昇る前に起きて牛たちの世話をするのが日課じゃ。


新鮮な搾りたての生乳を飲むのが、何よりの楽しみじゃからのう。


さっそく牛舎に向かい、牛たちの鳴き声を聞くと、何か違和感を感じた。


「はて、今日は少し様子が違うのう。」


可愛い牛たちが落ち着かない様子じゃったので、急いで扉を開け中を覗いてみた。

 


















 そこには牛で股裂きの刑にされているバカ共(シーとカイン)がいた。


「おのれら何しとんのじゃーーーーーーー!」





 △▼▲▽△▼▲▽△▼▲▽△▼▲▽△▼▲▽△▼▲▽△▼▲▽





「イテテッ、まさか一日中放置されるとは思わなかったよ。」


僕とカインは村の入り口で縛られたまま、結局1日放置されてしまった。


冒険者のお姉さんたちが宿に泊まると聞いて、見回り(のぞき)をしようとこっそり抜け出そうとしたら、リラに先回りされて再び捕まってしまったんだ。


そして牛舎にいる牛と僕たちの足を縄でつなげられて、そのまま村長が来るまで放置された。本当に僕たちじゃなかったら、股がどうにかなっていたよ。


「本当にお主らバカなことばかりしとるの~。」


 枯れた長老と違って、僕たち漢はロマンを求めて目の前の桃源郷へ向かうのは当たり前なんだ、仕方がないことなんだよ。


「今日から王都の魔法学園ミスリルドへ通うというのに前日まで何をしているやら・・・準備は出来ておるのかの?」


「あ、そういや今日から学園に行くんだった!」


 そんな大事なことを忘れるなんて!しかしお姉さんたちとの交流も大事だし。


「俺は準備出来ているぞ。家に戻ったらすぐに出れる。」


 何だと、裏切り者め!僕だけ何もしていないぞ!!


「馬車がそろそろ来るはずだから、さっさと準備しろよ~。」


「そうなの!?くそ、すぐに準備してくる!」

 

 僕は慌てて牛舎から出て家に向かおうとしてたら、馬車が村へ来ているのを遠くから見えた。「ヤバイ、急がないと!」と思い、家の玄関を開けて僕の部屋へ向かおうとしたら、急に目の前が真っ暗となり、僕の頭がバキバキと音が、って痛いたいたい!頭割れるぅーーーーーーー!?


「シーちゃん?こんな日に朝まで何をしていたの?」


「あががっ・・・母さんっ!?」


 玄関前でいきなりアイアンクローをかけてきたのは、ナチラ=フィジストレで僕のお母さんである。


綺麗な長い茶色の髪でいつもニコニコしており、幼馴染(リラ)にはお姉さんと呼ばれるぐらい若作りをして、


「だ・れ・が、若作りよ!(ミシミシッ)」


「ギャーーーー、割れる割れるーーー!」


人の心読まないでーー!頭ミシミシいってるヤバイって!


「もう、学園に行く日だというのに朝帰りして。。。どうせまたリラちゃんに怒られてお仕置きされていたんでしょ。」


 いえ、お仕置きなんて温いもんじゃない。あれは拷問です。


「本当に頭も悪くて顔も悪いうえにスケベなんて・・・賢いシーちゃんかカッコいいシーちゃんに取り換えてくれないかしら?」


「おおーい!自分の息子にそれはヒドくない!?」


これ以上ないほど天災のイケ面だというのに。


「あなたはいつから人を辞めたのかしら。はあ、学校行って少しはバカを治してきなさい。まったく学園に行く準備もせずに遊びほうけて・・・ほら、リュックに必要なもの入れておいたから、これを持って行きなさい。」


「おお!!ありがとう、さすが母さん!もう馬車が近づいてきているから助かったよ。」


「どうせあなたのことだから、準備していないだろうと思っていたからね。」


「ははは(^^; 昨日準備する予定だったんだけどね。あ、だけど自分の部屋に、まだ忘れ物があるから取りに行くね。」


 ベッドの下と本棚の1番下の左から2番目にある聖書(エロ本)を持っていかないと現地調達できるか分からないからね。


「あら、部屋に隠しているゴミ(エロ本)なら昨日のうちに燃やしておいたから無いわよ?」


 ノォォォォーーーーーーーー!


 聖書がーーーー!


 漢のバイブルがーーーーー!


 なけなしの小遣いで貯めて買ったのにーーーーー!


「母さん、何てことするんだよ!僕に恨みでも(バキバキッ)あるって、ダメーーー!それ以上腕は曲がらっーーーー!」


「シーちゃんには必要ないでしょ?全く誰に似たのか・・・いい加減にさっさと行ってらっしゃい!」


「うううっ、行ってきま~~~す。」


くそー、まさか僕の大事なお宝が亡くなっていたなんて。行く前から心に大きなダメージを負ったよ。


そうして僕は、王都で必ず本屋を探すをことを誓い、馬車の停留所へ走って向かったのだった。


 △▼△▼△▼△▼△▼

 

※搾りたての生乳を飲むのをオススメしません。殺菌処理を行っている牛乳かあなたが住んでいる国から認可が出ている生乳を飲んでくださいね。

読んでいただきありがとうございます!!


お母さん強いですね!



頑張って毎週1回は投稿していこうと思います。


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感想もお待ちしています!


どのような内容でも良いのでよろしくお願いします!!


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