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バカだけど、革命(か)えてやるよ!  作者: オモシー・ロック
2/6

2時間目.あれから成長しました

2話でエピソードから数年後経って成長した主人公たちの話です。

ちゃんと大人になって成長していますよ。


色々と試行錯誤しながら皆さんが楽しめるように物語を綴っていきたいと思います!


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 

ぜひ第3話も読んでください。

よろしくお願いします!!

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 

 先生に会って以来の三年間、僕、コレシー=フィジストレは毎日、木や岩を駆け上がり、飛び跳ねながら訓練を続けてきた。


そしてその成果を試す時が来た。


今、僕は悪友のカイン=ノーネストと共に、森の奥深くを慎重に進んでいる。


息を潜め、ゆっくりと獲物に近づいている。


「おい、そろそろ近いから慎重に進むぞ。」カインの声が耳に響く。


「分かったよ、カイ。今回は絶対に成功させるよ!」と僕は応えた。


心の中で緊張が高まるのを感じる。





 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△









「キャッ、もう急に後ろから抱き着かないでよ~。」


「え~だって肌すべすべで触っていると気持ちいいんだもん。」



長い旅の末に桃源郷に辿り着いた僕たち、コレシー=フィジストレとカイン=ノーネストは、


村に立ち寄った冒険者のお姉さんたちが安全に水浴びできるように隠れて見守っていた。


もちろん、これは純粋に護衛のためで、決して他意はない。


「カイ、場所を変わってくれ。ここからだと滝が視界を遮っていて、ちゃんと見えないんだ。」


「待ってくれ、今の位置が最高なんだ。ちょっと静かにしてくれ。」


「待てないよ!最近オカズが足りないから欲求不満なんだよ!」


「俺だって我慢してたんだよ。つーか騒ぐな、ばれちまうだろ!」


「じゃあちょっと変わってくれよ!お姉さんたち上がっちゃうかもしれないでしょ!」


「・・・ちっ、しゃーねえな、分かったよ。見たらまた代われよ。」


「さすがカイ!分かったから早く変わってくれ!」


「何を代わるの?」


「何をってお姉さんたちが良く見える場所に決まっているだろ。」


「へえ~。で、何を見る気なの?」


「そりゃもちろんお姉さんたちのハダ・・・」


そのとき、背後から冷たい視線を感じて、額から汗がだらだら流しながら、ゆっくり振り返ると、


幼なじみのリラ=ウォシュホードが両腕を組んで立っていた。


足がスラっと長い茶色がかった金色のポニーテールで、普段は勝気な目をして明るい彼女だが、


今はいつもの明るさはなく、どす黒いオーラを放ち、まるで腐ったゴミを見るような目で僕らを見ていた。


「・・・こそこそしてるなと思ったら、また・・・覗いてるのね?」リラの声が鋭い。


心臓がドキドキして、僕は必死に弁解した。


「いや、リラさん、それは違うんだ。今晩のオカズを探していたら、たまたまここに着いただけだよ?」


「ええ、確かに「オカズが足りないから欲求不満」とか言っていたわね。」


リラの目はますます狭まる。ヤバイ、何か言い訳しないと!


「違う、違うんだ。そのオカズは、ほら、食事のことだよ!」


「そうだ、落ち着けリラ。話し合えば分かるはずだ!」


カインも横から必須に弁明しているけど、幼馴染の怒りのオーラがますます増してきた。


「遺言はそれだけ?じゃあとっととくたばれ、変態ども!」

 

 ドッカーーーーーーン!


 ギャーーーーーーーー!


 「「キャーーーーー!何なに、何が起こったの!?」」


 突然起こった爆発と、何か二つの塊が空を飛んでいるのを見た冒険者のお姉さんたちは、慌てて服を着て武器を構えた。


 ただ目にしたのは黒焦げになった何かを引きずっていく女の子が、「ごめんなさい、お騒がせしました~」と言って、そのまま村の方へ向かって歩いて行く姿だった。


 その後、着替え終わって村に戻ったら縄で簀巻きにされ、顔が腫れあがった男の子2人が「覗きの変態どもです。放っといてください。」と書かれた紙を貼られて、村の入り口の木にぶら下げられてたとのことである。

 

 今日も村は平和な1日であった

読んでいただきありがとうございます!!

大人なことに興味を持つようになり成長した主人公たちでしたw


頑張って毎週1回は投稿していこうと思います。

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感想もお待ちしています!

どのような内容でも良いのでよろしくお願いします!!

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