表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖女ドラメルと最後の竜  作者: 創作草
第一章 世界の夜明け
12/167

幕間、マリッジ

凡庸な少女がいた。


普通の家で生まれ、普通の教養を身につけて育った。


普通の初恋をし、普通の失恋をし、その後に普通の結婚をした。




その日、彼女は人生の絶頂にいた。

白いドレスに身を包み、白いヴェールを頭にかけて。

扉を開くと、広い部屋。

多くの人が、手を叩いて祝福をしてくれている。


待ちに待った、婚約の儀。


一歩ずつ、部屋の最奥まであるいていく。

そこには神父さまと、契りを交わす相手がいる。

普通だけど優しくて、大好きな彼。


ふと足を止めて、天井の天窓を見上げる。

窓の向こうの空は、この日を歓ぶように、どこまでも青くて。


ああ、今日は人生で最高の日だと、彼女は思ったのだった。






凡庸な少女がいた。


普通の家で生まれ、普通の教養を身につけて育った。


普通の初恋をし、普通の失恋をし、その後に普通の結婚をした。



彼女の名は、エルメダ・ドラメル・アーメシア。


後に、ロスト・ブライドという竜名を授かる、まだ十八の若嫁だった。

第一章 終


次 第二章

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ