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こまかい詩集

詩 どちらあらずなスパイの未来

作者: 仲仁へび



 砕けた時間

 彷徨った心

 放浪する骸

 思考放棄の頭


 浮遊して今

 後悔している

 過去よりどころなく

 頼ることなく


 どっちつかずの魂

 染まらぬ灰色

 灰つもって

 ゴミの様に固まった


「どちらかにかたよるなんて

 あの時は考えられなかったんだ」


「誰かを敵にして」


「誰かを味方にするなんて」


 理解して

 消化して

 飲み込んで

 割り切るなんて

 できっこない

 成せるはずない


 後悔だらけの人生さ

 今

 未練だらけの足跡さ

 過去は


 どちらにもあれない

 半端者


 何もなせない

 未熟者




「ストーリー」


 難しいことだと思っていた

 誰かに味方する事

 誰かの敵になる事


 だってあの頃の俺の目には

 きっと誰の事も映っていなかったから



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