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みんなで、いただきます。  作者: 卑弥呼
1/1

Happybirthday!!!おれ!

通勤電車

満杯の客

香水と加齢臭の匂い


吐きそう…


俺は、田舎から出てきて就職した


なれない都会。

毎日の残業と夜なのに暗くならない町は俺にとって最悪で


秋なのに、金木犀の香りがするどころか路地裏の外気のムワッとする温かい風の匂いが立ちこむ


もう、1ヶ月実家に帰れてない


俺は働くことを選んだ


実家と言ってもいるのは兄弟だけ

死んだわけじゃない、両親は俺を産むのが早かたからって理由を無理やりつけて去年から2人で住むと家を出ていった


不仲になったわけじゃない

もう子供が大人になったからだと言っていたし

一番下が20歳俺が38歳、あの自由な両親にしてなまともに育てた方だと息子ながらに思う


妹が2人、弟が3人の長男として生まれた俺は

今年38になる

あ、そういえば

「潤くん!Happybirthday!!!」

今日俺誕生日だったんだ。


Happybirthday!!!おれ!

なんて、言いながら俺はまたパソコンに向かう

栄養ドリンク最高ー!

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