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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

割と自信ある短編ズ 

醜くて美しい気持悪かっこいい男

その男の見た目は醜悪に感じた。

見るものすべては目をそらすほどに。


その男の精神はいたって普通の物だったが、容姿のせいで

周りは彼を普通に扱うことができなかった。


彼はそんな状況が嫌で嫌でたまらない、

心が苦しくて苦しくてたまらない。


ある長期休暇にて、その男は海外に行くことにした。

たまには、いつもしていないことをして見ようと思ったのだ。


そしてその男が海外につき、町を歩いていると。

「あの人かっこよくない?」

そう聞いた、それが自分に向けられたものだと男は気づいたが

にわかには信じがたい。


出身国では、醜い醜いといわれ続けた容姿がかっこいいなど。


しかし、男の周りに人が「こっち向いて―!」や「結婚してください」

などと言いながらあつまるたび、ああここでは自分はかっこいいんだ。

と男は理解していく。


しかし、自分の出身国での扱いを思うと複雑な気分になるのであった。

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― 新着の感想 ―
[一言] なにが正解かっていうのが無いのが「世界」なのですね。美醜も国によって、あるいは人によって違う。 ただひとつ同じことといえば、「自分の気持ち」なのでしょう。一度植えつけられた「美」の感覚が「…
[良い点] ところ変われば価値観変わる 日本だって、しもぶくれが持て囃された時代があったとか(歴史そのものの改竄の可能性もあるが) [気になる点] にしても、男の容姿がどんなものだったのか(笑) […
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