キャッチャーで四番で主将のオレは、これから人生最後のバッターボックスに立ってくる
三十歳になっても野球を諦めきれず、俺――土浦大樹は会社の野球部に所属している。キャッチャーで四番で主将は大変だけど、それもやりがいがある。
会社の方針で野球部が廃止になると決まったなら、尚更な。最後のシーズンに悔いを残したくないし。
けれど試合で大怪我を負ってしまった。完治するまで六ヶ月? じゃあ俺は最後の公式戦に出ることさえ出来ないのか?
ちょっとほろ苦くて、だけど一生懸命で。大人だって青春したい時もある。これはそんな物語。
野球ものシリーズ「君に届けるこの一球」の続編ですが、これ単独で独立して読むことができます。
会社の方針で野球部が廃止になると決まったなら、尚更な。最後のシーズンに悔いを残したくないし。
けれど試合で大怪我を負ってしまった。完治するまで六ヶ月? じゃあ俺は最後の公式戦に出ることさえ出来ないのか?
ちょっとほろ苦くて、だけど一生懸命で。大人だって青春したい時もある。これはそんな物語。
野球ものシリーズ「君に届けるこの一球」の続編ですが、これ単独で独立して読むことができます。
1.クロスプレーの結果、俺の左腕は
2017/08/26 21:13
2.葛藤するのは仕方がないけど
2017/08/27 22:06
(改)
3.それでも試合には出たいんだ
2017/08/28 22:26
4.不意に顔を覗かせた旧友に
2017/08/29 22:07
5.野球から離れられないとしても
2017/08/30 22:25
(改)
6.そして社会人日本選手権が始まった
2017/08/31 22:17
(改)
7.試合はもつれるものなんだ
2017/09/01 22:25
8.これが俺の最後のバッターボックスだとしても
2017/09/02 10:51
9.五年後、俺はもう一度キャッチャーミットを
2017/09/02 22:07