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世界とセカイ  作者: 四季
第1章
1/3

はじまり

セカイは暗闇でした。光はなく、ただ闇が広がるだけ。

闇に包まれたセカイは無でした。何も生み出さず、また何も消えていかない。


そんなセカイは数十億、数百億、いいえ数え切れないほどの時を刻み闇を基としたセカイを保っていたのです。それは安寧と言えたのでしょうか、もしかしたらそうだったのかもしれません。


そう、光が生まれるまでは。



光は唐突にセカイに現れました。

光が世界を照らした時、無は有に変わり、あるものは生まれ、またあるものは消滅しました。

安寧は一瞬にして消えました。


光が照らす世界は色鮮やかに輝きました。

しかし、それと同時に闇もまた色濃く浮かび上がります。今でいう、影が生まれたのです。


影は光を嫌い、光もまた影を恐れました。相反するものである以上交わることは適いません。光と影、2つは全く違う道を辿ることになります。

光が生まれた瞬間に世界は、2つに別れたのでした。




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