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かんぱに経営責任者☆白岡あさ ~あさが来た、その前に~  作者: 山本醍田
第一章・尊王攘夷編(1864年/あさ15歳)
6/22

土佐の坂本


 講演会場からしばらく離れた堺の中心部を、宮部先生と二人で歩いていた。


 大坂は商人の町だけあり活気があり、狭い道を行脚が器用にすり抜けている。


「ふみ(文)くんは、元気かね」


「はい、元気でやっているようです。もっぱら手紙だけのやりとりですが」


「文面だけはよくないよ。たまには顔を出してあげたらいい」


「しかし、今は長州がこのような時ですので」


「むしろそういう時だからこそ、気休めが大事だったりするもんじゃないかな」


 交わすのはたわいもない会話ばかりだった。

 宮部先生が本心からそう言っているかは読めず、こちらも適当に返事をするばかりである。


 福沢諭吉の講演に行こうと声をかけられたとき、暗殺を試みるのかと思った。

 福沢諭吉は幕府側の有力論客で、開国論者である。


「さすがに、松蔭先生くんのライバルと言われているだけの人物で、いい話だったねえ」


 しかし、本当に講演を見て終わりだった。

 それどころか、講演の間、宮部先生は感心した様子で、ずっとうんうんを首を縦に振り続けていた。


「アメリカ人の思考がその言語から来ているという考えなどは、面白い考えだねえ」


「そうですね」


「日本に来る変わった外国人だけじゃなくて、本国のブレーンの人達とも話してみたいねえ。きっと松蔭くんのような優秀な人がいっぱいいるんだろうなあ」


 宮部先生はひげをもじゃもじゃ弄りながら、嬉しそうな表情を浮かべる。


「すべては、攘夷が成功してからです」


「そうだねえ」


「考明天皇を長州に移して、反徳川を宣言する。始めは私達だけの戦いになるでしょう。けどもその戦いが長引けば、この国に眠っている草莽を奮い立たすことが出来るやもしれません。水戸(茨城県)や土佐勤王(高知県)も再び立ち上がることが出来ます」


「それだと前と同じメンバーで戦うだけだから、まだ足りないねえ」


「今回は、そこに天皇を支援する公武合体派が合流します」


「それでようやく均衡が崩れるってことだね」


「はい」


 天皇を長州に移し、倒幕運動をあげる。

 池田屋で宮部先生から打ち明けられた思いもしない作戦だった。

 しかも、宮部先生は既に岩倉具視と内通しており、既にその方向で合意が取れているのだという。


 高杉晋作はその話を受けてすぐに長州に戻り、奇兵隊を使って大田や伊佐といった場所の守りを固め始めたという。


 しかし、それだけで十分なはずがない。

 徳川幕府の軍勢はやはり強大である。

 生半可な籠城ではあっという間に崩されてしまう。


 やはり、西洋諸国の武器を手に入れる必要があった。

 僅かな数でも藩を圧倒するよう軍艦に大砲を手に入れる必要があった。

 そのため、攘夷派であっても、外国と組むことは避けられないという合意は取れていた。


 しかし、どこと組むにしても繋がりがなかったのだ。


 宮部先生は、呑気に口笛を拭いている。

 堺の町を越えると、次第に大坂湾が近づいてきた。

 神戸までが一望出来、そこには徳川幕府の海軍総操所をも見て取れた。


 そこに一人の人物が立っていた。


 その懐かしい顔はこちらを見るなり、もじゃもじゃの頭を掻きながらこちらに近づいて来る。


 そこで、宮部先生の目的がこの人物と会わせることだということが分かった。


「坂本ではないか」


「おう、久坂。久しぶりぜよ」


「二人とも面識はあるんだよね」


「松蔭先生が亡くなった後、何度かのやり取りをした草莽メル友になります。藩(出身)を捨てても攘夷を決行しようという互いに強い意志を持った相手です」


「懐かしいのう」


 坂本竜馬は以前と同じように呑気な口調で話している。



 しかし、今後のことを話す前に、一つだけ確認することがあった。



「最近はどうなんだ」


「可もなく、不可もなくといったところぜよ」


「何やら、勝海舟の下で外国船の使い方を教えてもらってるという、奇妙な噂を耳にしたことがあるが」


「噂もなにも、本当のことぜよ」


 それを聞くと同時に、右手が鞘に伸びていた。


「まさか本当の話だったとは。尊皇攘夷の魂を忘れたのか。勝海舟は幕府側の人間で、我々とは敵対する組織ではないか。それに教えを乞うとはどういうことだ」


「おう、幕府の人間とは、これまた古臭い表現をつかうぜよ」


「何だと」


「松蔭先生の弟子筆頭じゃから、もっと出来た人間を期待しちょったが、所詮はテロリストの一味かの」


「貴様」


「まあまあ、久坂くん少し落ち着ついて。坂本くんもそんな試すようなことを言っちゃ駄目だよ」


 宮部先生に言われて、我に帰った。



 坂本龍馬は笑みを浮かべながら頭をかいている。試されたのだということが分かった。


「宮部先生、少し種明かしが早いぜよ」


「胴が真っ二つになった後に弁明しても、遅いからねえ」


「その時はその時きに」


 坂本龍馬はけたけたと笑っているが、目は静かなままだった。


「坂本くんにはイギリスとの交渉窓口をやって貰っている」


「どういうことですか」


「お主らのため、アームストロング砲にミニエー銃を手に入れようとしとるきに」


「二つとも西洋の最新武器ではないか」


「おう。それがあれば虫の息の長州も再び盛り返せるじゃろう」


「盗むのか」


「馬鹿を言うな。そんな一回きりにギャンブルをしてどうする。ちゃんと正門を叩いて、武器を譲受けるのぜよ」


「イギリスが我々に武器を提供する理由がない」


「出すぜよ」


 坂本龍馬は疑いのない声でそう言っている。

 坂本龍馬なければ物狂いの類だと決めつけているところだ。


「イギリス帝国の軍拡は止まるところを知らず、その先にあるのが全アジアの植民地ならぬこの大陸の制覇であることは明確だ。組むならば、イギリスを仮想敵としているフランスかオランダ」


「いや、だからこそイギリスぜよ」


「日本を売る気か」


 以前、池田屋で高杉晋作が宮部先生と同じやり取りをしていたことを思い出した。

 中国留学に出た高杉晋作が現地で見た光景は、イギリス人が中国人を犬畜生以下として扱っている地獄絵図だったのだという。


「久坂玄端」


「何だ」


「今から少しだけ、尊皇七皇であるお主の立場を忘れ、わしの話を静かに聞くぜよ」


 そう言って坂本龍馬は両手を広げた。

 その背後には大坂湾が広がっており、オランダ船数積が浮かんでいる。


「かつては時の人と呼ばれた尊皇七皇も、もはや名ばかりの物きに。幕府批判を続けて外国を倒すなんていう大判風呂敷を広げたものの、外国船は一せきも沈められず。やっていることは同じ日本人を殺しまくることばかり。そんな連中がどうやって外国と渡り合えるのぜよ」


「否定はしない。しかし、このままではこの国が外国に乗っ取られるのだ。それを益々放っておくことは出来ない」


「現実を見ずに暴走を繰り返す。そういう純朴な思想は松蔭先生に似ているぜよ。ただ燃え上がり、滅ぶだけの草莽の志だ」


「例えそうだったとしても、我々の志が次の誰に繋がればいい」


「久坂、お前の見たいようにこの国を見るな。今一度、お前達の行動を支持する日本人がどれほどおるか考えてみたらいい。お前達をことを支持する民衆がどれほどおる。何百年も戦争がなかったこの国で、どこの農民と商人が武士と武士の争いを望んでおる。どこの民が平氏と源氏、後醍醐と足利が再来を望んでおる」


「まだこの国の民衆は、海外から迫りくる恐怖を知らないだけだ」


「口は流暢に動けど、やることは結局日本人殺しだけか。おぬしらが攘夷と叫ぶその心はどこから来るものか。それは結局なところ徳川に対する不満ではないか。徳川はアメリカとの交渉を間違えたかもしれん、間違えてないかもしれん。しかし、もはや開国の扉は開かれたのだ。徳川を批判しつつその寝首を伺うことばかりをやっているお前達は一体何者なのだ。その答は簡単きに。何百年も間、行き場を失った武士の亡霊ぜよ。何百年もの平和な時代、くすぶりつづけた武士がこの外国の到来を足がかりに火をたきつけ、上にあがる機会を模索しておるだけだ。わしはおぬしら攘夷が滅ぶことには何の思いれもないぜよ。徳川に不満を持った武士の反乱が、ただ失敗に終わるだけのことだ」

 手が右手の鞘に伸びようとしていた。宮部先生は坂本龍馬に寄っており、斬りかかろうとすれば体を張って止めるのだろう。


「勝海舟の弟子の言いたいことそれだけか。その論法で我々を説得出来ると思ったのか」


「そんなことが出来る連中ではないことは百も承知ぜよ」


「それならば言いたいことが言えて満足か。さっさとここから立ち去るといい」


「まさか、それだけのためにこんな危険を真似はせんぜよ」


 坂本龍馬は目を細めこちらを見てくる。今まで見たことのない色をしており、何を考えているのか全く読めなかった。


「イギリス海軍中枢が、おぬしらの活動に興味をもっちょる」


「何故だ」


「いいか、久坂。イギリスという国は、この大帝国と呼ばれる今の栄華を築くまで決して無傷でこれたわけではなかったきに。インドに中国を植民地化する過程でも、セポイの乱に二度のアヘン戦争。目下では太平天国の乱。植民地化の反動でやってくる内戦続きで、軍費や自国民の血も馬鹿にはならんかったぜよ」


「何の話をしている」


「イギリスの植民地計画の話ぜよ。イギリス人というのは随分な選民思想を持っているようで、何とか大英帝国の建築のためにも我々アジア人を奴隷として迎え入れたいきに。しかしながら、イギリスがこの国を植民地して何を得る物は一体何か。せいぜい鯨油と中継港ぐらいぜよ。薩英戦争と下関戦争で予想以上の被害を受けて、この国と直接ぶつかるのは危険だという判断をしたイギリスは、我々に対して戦略を変えようとしとるんじゃ」


「それは」


「おぬしら過激派を支援することで、手を汚すことなくこの国の弱体化を謀っておる」



 それを聞いたとき、体が少しだけ震えた。



「攘夷派がこのまま潰えることは火を見るより明らかぜよ。しかし、風前の灯である攘夷派にイギリスの最新武器が渡れば、状況は再び混沌と化す。後は引き返すことができん日本人が日本人を滅ぼすだけの戦いが始まるぜよ。イギリスはこの国が疲弊しきったところに支配者としてやってくるだけでいい」


「イギリスはただ武器を渡すだけ。被害が出ることがない」


「その通り」


 それを聞いて、ただ末恐ろしい思いに駆られるのみだった。

 坂本龍馬はイギリスが攘夷派に加担することは自然なことで、それは日本を植民地にするための下準備に過ぎないと言っているんだ。


 西洋列強と戦うべく始めた攘夷の活動が、つまるところイギリスによって利用されることになる。坂本龍馬はそう言っているのだ。


「奴らは近いうちに長州や土佐に接触を行おうとしてくるきに。しかし、それはおぬしや高杉のような慎重派ではなく、くすぶっておる過激派にだろう。彼等に武器を渡し、京都や大坂を火の海にしておる」


「我々は」


「この国の活路はただ一つ。内戦の回避。その一点につきるぜよ。イギリスの戦略で自国民で殺し合うのはあっては絶対にあってはならんことぜよ」


 言うのは簡単だが、その道が見えてこなかった。

 そうするためには一体何をすべきなのか。

 何をすればよいのか。


 頭を抱えて苦しんでいると、坂本龍馬は笑みを浮かべた。


「難しいことではない。我々はイギリスの目的を逆手に取ればよいぜよ」


「どういうことだ」


「イギリスから武器や戦艦を受け取る。そして内戦は起こさぬ」


 それを聞いたとき、頭の中が真っ白になった。


「何を……言っているのだ」


「そのままの意味ぜよ。イギリスに対しては、国が真っ二つに割れているように見せかける。しかし、その実は裏で繋がっている」


「戦うふりをするということか」


「ふりでは難しい。イギリスも国内に無数の軍監を忍ばしておる。それではごまかすことはできんぜよ」


「それでは、実際に戦うというのか」


「戦う」


「誰と、誰が」


「次の時代に必要の無いもの」


「そんなものが」


「おるではないか。ただ用心を斬りまくるだけの人斬り。ただ江戸の奥で己の保身のみを考える者。攘夷からも開国からも互いに必要のない存在が。それを互いに潰しあえばよいのぜよ」


 体が再び震えた。

 こんなことを考えつく人間がこの世にいるのか。 


「我々は幕府の古い人間を倒し、幕府は攘夷の過激派を倒す」


「その通り」


 まるでミステリー小説のようなトリックだ。

 そんなことが出来るわけがない。

 頭を掻いて考えるが、実現するための道が全く見えてこなかった。


 なにより敵対している関係なのだ。


 しかし、坂本龍馬はそれは不可能ではないと、簡単なことのように言っている


「今はまだ無理ぜよ。これからわしは様々な人間に会わねばならん。長州とも、皇務一体とも、徳川とも、イギリスとも。そして、複雑に絡み合った紐を一本一本と解き、紡いでいかねばならんぜよ」


「その先は」


「何となくだが、わしには統合後の国の姿が見えるぜよ。攘夷派や徳川のどれだけが同意してくれる物かは分からんが。この国を治めるのは天皇でも武士でもない。政を行うのは各地方で何千、何万もの民によって選ばれた代表。それは農民でも商人でもいい。民によって選ばれた者達は一カ所に集まって一年中議論を行い続け、物事をどうすすめるか決めていく。それは職業や身分に捕われなかったおぬしら松下塾や勝塾に近いような形きに。それを全国の選抜メンバーで行うのぜよ」


「話がまとまらなかった場合は」


「十分に話し合った後、最後は投票で決める。反対派がどれだけ喚こうが、重鎮が首を縦に振らなろうが、多数派だった結論は問答無用で採用される。開国か攘夷かもすべて多数決で決める。そして次の議題に移っていく」


「それは、誰かに聞いたのか」


「いや、自分一人で考えたものきに」


 この国の政の形は松下塾でも何度も議論したことがあった。

 そして、奇しくもその考えは松蔭先生が唱えていた考えと同じだった。

 農民も医師も武士も、平等に政に参加出来るようにすべきだという考えだ。


「次の時代では、おぬしら攘夷も勝先生も一人の政治家に過ぎん。だから、物事を徹底的に話し合い、多数決で決めればよいのじゃ。だからこそ、その場にいるべき優秀な人間が殺し合うことなどは絶対にあってはいかんことぜよ」


 気付けば、坂本龍馬の話を聴き入っていた。

 首を縦に振り、次の言葉を待っていた。


「坂本の夢は、その新政府で政治家になることか」


「いや、わしはそんな柄ではないきに」


「それでは何が」


「ただ世界を見て、貿易をしたいぜよ」


「貿易?」


「この海を渡って世界を見たいにき。中国やインド、いずれは西洋にも子会社を置いて、ジャーディン・マテソンのような巨大商会を渡り合えるような貿易会社を作りたいぜよ」


「この国からか」


「久坂、この島国には神武天皇から始まり二千年近い独自の文化が育まれてきたにき。日本は当たり前の事が西洋では貴重なこともあれば、その逆もしかり。商人はそんな価値の違う物を見つけては運ぶのぜよ。しかし、帰る地がイギリスの植民地になってしまえば、日本には不平等条約が一方的に押し付けられてしまう。どんな優秀な商人であっても、手足に鎖をつけられてしまえばいい交渉を結ぶことは難しいぜよ」


 坂本龍馬は全身から燃えたぎるような情熱で、それでも淡々とした口調で語りかけて来る。


 その目はまるでこの国の未来が見えているようだった。


「どうやら、長話をしすぎたようきに」


「そんなことはない。いい話を聞かせて貰ったと思っている」


「そうではない。誰かがつけてきとるぜよ」



 体が硬直した。



 周囲を探ると、確かに南の方角から僅かにだが気配を感じる。


「同じ場所にいすぎたかの。少し動くぜよ」


 三人でゆっくりと移動を開始する。

 それに合わせて気配も静かに動き始めた。

 後方からの気配を探るのが精一杯だったが、坂本龍馬は今までと何も変わらない口調で呑気に話を続けている。


「一人か。しかも殺気は感じられんきに」


「面白い気だねえ。会津藩でも桑名藩でもないかなあ」


 自然な歩き方に見せながら、後方との距離を少しずつ詰めていく。

 次の次の死角で捕縛する気だと思った。

 右手が僅かに汗ばんでいる。


 部隊の指揮は何度もしたことがあるが、人を生かしながら捕まえる経験はほとんどない。


 しかし、最後の角を曲がったときに、後方の気配が消えていった。


「あら、残念だ。こっちの行動を読まれちゃたか」


「いい使い手だったきに」


「そうだね。空気のようにやって来て、空気のように去って行って、まるで忍者みたいだったねえ」


 二人は何でもなかったかのように自然にやり取りを続けている。


 自分の心は僅かに高鳴りを続けていた。


「さて、僕は京都に戻るかなあ」


「宮部先生。背中には十分に気をつけてください。会津や桑名は恐るに足らぬ存在ですが、みぶろなる連中が唯一気になります」


「あれもまた面白い連中きに。一度会ってみたいと思っているぜよ」


「何を言っている。あんな連中こそがまさに、次の時代に残せない象徴ではないのか」


「そうかもしれん。そうではないかもしれん。何にせよ話してみてからぜよ。久坂、とりあえず伝えたいことは伝えたきに。またそう遠くないうちに会うことになるだろう」


 そこで解散だった。


 一人で堺の中心を歩きつづける。


 頭の中を巡るのは、先ほどまでの坂本の話だった。


 イギリスの陰謀。倒すべき幕府の存在。



 新しい政府。



 そのどれもが夢のような話のようにも聞こえるが、体に響くような感覚があった。


 その中で自分がやるべきことは何なのか。


 先ほどまで浮かんでいた全身の汗は、大坂の春風を浴びて心地よい感触となっていた。


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