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俺の人生を180 °変えた少女は____  作者: おちょこれーと
出会い
5/15

大丈夫?!!

町先「あそこ、柳瀬の隣」

と言いながらこっちを指差すマッチー。マジかよ!結構嬉しい!いや、素直に嬉しい!!

誠「良かったじゃん晶!一生分の運を使い果たしたな!!」

晶「一生分?!!」

俺の席の前が誠なので、よく勉強を教えてもらってたけど…これからは松崎さんに教えてもらうとしよう。うん、そうしよう。


スタスタ歩いて此方へと歩いて来る松崎さん。松崎さんに視線の矢がとぶ。でも、そんな事気にも止めず、あっという間に俺の横に来ていた。

り「…………ってああ!今朝の!」

晶「えっ気づいてなかったの?!」

り「うっうん…。ごめんね〜!」

町先「何だお前ら、知り合いか?」

晶「えっえーっとー…」

り「今朝、道を教えてもらったんです!同じ学校だったのは知ってたんですけど、まさか同じクラスだとは…よろしくね!」

すると彼女は俺だけに見える様に、小さくVサインをした。……なんていい子なんだ!!「チャリで引かれた」なんて言わないなんて!!俺だったらきっと憎しみを込めて言うだろう。…引いたの俺だけど…。いや、ホントに申し訳ないとは思ってるよ…?マジで…!!


そんなかんなで、朝のホームルームは終わった。今はちょうど休憩時間__________ってあれ?可笑しくないか?俺は気が付いてしまった。

        

        傷が…ない?


あれだけ飛ばしてしまって、あれだけ派手な音で打ち付けられたはずなのに、傷が1つも無い…。

晶「あの、さ?松崎さん…」

り「『りま』でいいよ?」

晶「えっと…///じゃあ、りま」

り「なに?」

晶「なんで傷、無いの?」

り「…えっ?」

晶「あっごめん!俺が引いちゃったんだけど…!でも、なんか不思議で…」

俯いたままの、りま。やっぱり俺に言われるのがむかついたのだろうか。そりゃあそうだ。引かれた相手に言われたのだから。でも、不思議でならなかった。


り「傷なんて出来なかったよ!!」


……えっ?

り「だからー、傷は出来なかったんだって!打ちどころが良かったのかな?全ッ然大丈夫だったよ。引かれたあの時にも言ったじゃんww!」

そっ…そういうもんなのか…?……そういうもんなのか…。

キーンコーンカーンコーン

予鈴が鳴った。


 −後からやっぱり、俺は馬鹿だ…と実感した−

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