ホームルームの時間
キーンコーンカーンコーン
ガラガラッパーン!!!
晶「ハァハァ…ギリギリセーフ」
先「な〜にが『セーフ』だ。アウトだ。減点1点な〜」
晶「マジっすか?!」
先「マジっすよ。普通に考えろ!チャイムなってんぞ!」
晶「最悪…」
減点とかありえんだろ。
でも、登校時の出来事…あの少女に出会えたから、まあいいかな〜っあ!名前とか聞けばよかったかな?イヤイヤ、引いてしまった相手にいきなり名前を聞くのも失礼か…?でもでも、また何かあった時に……
先「おい!はよ座れ!!」
晶「うわっ!あっ…はい…」
クスクスっ 教室中に響く。まあこんなの慣れっこだから、なんとも思わん。ホントは思った方がイイのだろうが…。
?「おい晶〜また遅刻かよww」
晶「うっせー今日は色々あったんだよ!」
?「お前、朝色々あり過ぎだろ…」
こいつの名前は速水 誠幼稚園からの幼馴染みで、なんだかんだ言いつつ、何時も俺を助けてくれる。テストの時とか…。性格も優しい奴だが、たまにSっぽくなる。他の奴に言うと「そんな事ないよ?誠、メッチャ良い奴じゃん!」と言われた。…俺の前だけなのですか?誠さん…。
誠「そういや今日って転入生来るらしいな」
晶「そうなの?!」
誠「あっそっかぁ〜!晶君遅刻してきたから、朝の話聞いてなかったのかぁ〜!ごっめ〜んww」
晶「うぜー…(ボソッ)」
誠「教えねーぞ?」
晶「ゴメンナサイ…」
ドSスマイルこえー…
誠「ゴッホン、よろしい。教えてしんぜよう。なんかな、こんな時期なんだけど、親の仕事の都合で引っ越して来たんだとよ。しかも女子らしくて、男子の目が何時もの2倍程輝いている。あれを見よ」
言われた先に目をやると、なんと俺達を除くほとんどの男子が目を輝かせていた。輝かせていないのは、ガリ勉ぐらいで…。
これでブサイ…可愛くなかったらどうすんだ?
そんな会話をしていたら、ホームルームの終わり辺りまで時が過ぎていた。




