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俺の人生を180 °変えた少女は____  作者: おちょこれーと
出会い
13/15

アスヒ君の過去…1

帰り道、俺とアスヒの二人になった。他は先に帰ってしまったから…。俺はここでしか聞けるチャンスはないと思い、聞いてしまった…

晶「なあアスヒ、『恩返し』ってなんだ?」

ア「あっ……」

晶「ごっゴメン!!言いたくなかったらいいんぜ?!」

ア「いえ、そんな事はないのです!それじゃあ__________」


      これは僕の昔の話


ア「うわぁ〜!!綺麗ですね!お母さん、お父さん!」

父「そうだねアスヒ」

母「来てよかったわね〜」

此処は自然豊かな山の中。自然や星が大好きな僕の為を思い、両親が夏休みにキャンプに連れて行ってくれた。

ア「お母さん!ちょっとあっちまで行ってきてもいいですか?」

母「気を付けていきなさいよ?あと、遠くまで行かないこと!いい?」

ア「はい!!」

_____________________________

ア「うわ〜気持ちいい。やっぱり自然はいいです…」

僕は昔から、植物,動物,星座…といった『自然』が大好きだった。

見た事のない植物は写真を撮ったり、前なんか雨に打たれた子猫をコッソリ家に持ち帰って、看病してあげたりもした。

ア「あっ、あそこに見た事ない植物が……?!!」

いけない!!と思った時には遅かった。崖から足を滑らせ、落ちてしまった。

痛…!!!……くない?

?「キミ、大丈夫?」

…女の…子…?上手く僕をキャッチしてくれている。

ア「あっ、有り難うございますです!」

?「いえいえ、どういたしまして!気を付けてね?ココらへん、足滑りやすいから!」

ア「はいなのです!あの名前________」

?「あっ!!」

ア「?!!(ビクッ)」

?「私そろそろ行かなきゃ!今危険なんだった!!」

ア「???」

?「ねえキミ!ココらへん、危ないから離れたほうがいいよ?!じゃあね!」

スタタタッと急ぎ足で行ってしまった。

ア「何だったのでしょう…」


母「アスヒ,お父さん、ご飯よ〜」

父,ア「は〜い!」

僕はご飯を食べながら、ずっと考えていた。あの子の事…

ア「…………」

父「アスヒ?」

ア「うわっ!なんですか?」

父「大丈夫か?ボケーッとしてるぞ?」

ア「だっ大丈夫です!えっと〜…あっ!それとさっき、珍しい植物を見つけたのです!」

母「へぇ〜そうなの!後で行ってみましょうよ!」

父「そうだな。日が暮れる前に皆で行こう!!」

ア「本当ですか?!ヤッタァ!」

この時は、皆で見に行くことが嬉しくて、忘れていたんだ。

      あの子の言葉を

父「どこら辺だ?」

ア「えっと〜…こっちです!!」

嬉しくて急ぎ足になってしまう

ア「あっ有りました!あれで_______あれ?」

い…ない?

ア「お母さん?お父_________」

?「ウマソウウマソウ…ニンゲンノニオイ」

ゾクゾクッ!!!

?「ソシツ、アル…クウ。クッテツヨクナル…」

ア「あっ…ああっ…」

見た事のない生物モンスター。足がすくむ。逃げなきゃいけないのに…。

モン「ギャアーッ!!!」

ア「うっうわぁっ!!!!」

僕は全力で駆けていった。

ア「お母さん、お父さん!!何処ですかっ?!」

ア「うわっ!!」

コケてしまった

ア「痛たっ…………っ?!!うわぁっ!!!!」

僕が見た光景。それは___________

      


     

       血塗れの父と母の姿

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