松崎りま、参上!
り「秘密組織の皆が来るんだね!」
ル「そういう事!!」
り「イィーヤッタァー!」
唯「ちょっとりまちゃん?!僕が来た時にはそんな喜び方じゃなかったよね?!」
り「そんなことないよー(棒読み)」
唯「絶対あるよね!!」
り「バレた?」
唯「ひどいよ… …?!!」
り「?!!この感じ…」
ル「悪魔の気配…だね。よし!二人共!!」
り,唯「よしっ!行こう!」
り「うわっ…唯世と声被っちゃった」
唯「イイじゃないかな…それぐらい(シュン)」
ル「そんな事より、ほら!早く!!」
晶side
ハァ…ハァもう…帰っちまったかな…。
誠「晶〜!松崎、いたか?」
晶「いない…」
誠「帰っちまったのかな」
その時だった。
ギャァおァァァ!!!
聞いたことのない叫び声が聞こえた。でも、後ろを振り返った瞬間、それが叫び声じゃなかった事,その声の主が分かった。
でっかな…モンスター…
足がガクガクして動けない。何も出来ない。叫ぶ事すらも…。誠も同じ様で只々目の焦点を合わせずに震えていた。
これが……
_____恐怖_____
ギァアアアアッ!!
口を大きく開け、俺に食い付こうとして来る。無理だ。動かない。俺はここで死ぬんだ。
最後にもう一度__________
?「うおラァァアァア!!!」
晶,誠「_____?!!」
その姿は、目に焼き付くぐらいはっきり見えた。
晶「………りま…………」
り「シャイン・クラッシュ!松崎りま、参上!
友達を離して!!」
何が起きているのか分からなかった。不思議で、綺麗な光を纏った衣装に身を包み、訳の分からない言葉を口にした途端に、りまの手から星屑が噴射される。
モ「ウギャァァアアッ!!」
?「さっすがリまちゃん!!援護するね♪」
あれは…この前の転入生の先輩?!
唯「ウォール・プラン!」
そう唱えた途端、りまの速度が大幅に速くなった。
り「あんがと!よーっし一発で決めるよぉ〜…シャルロックウィーン!」
モ「うがァァァァア!……」
すると、シュゥと音を立てながら、モンスターはきえてしまった。
唖然としてある俺達に、
り「大丈夫?晶、速水君」
晶「…なっななっ…何だったんだ…いまの」
り「アハハッびっくりするよね…ごめんね。でも、守れてよかったよ!詳しい話は…今、時間空いてる?」
りまに、現在の事情を教えてもらった。魔界のこと、悪魔界のこと、人間界も狙われてること……
り「急に信じてって言われても、信じ難いかもしれないけど…本当なんだよ?」
誠「信じるよ」
り「えっ?」
晶「そりゃあ、ビックリしたけど…あんなもん見せられちまったら信じるしかねーだろ」
り「よかった…あっ!でも、この事は絶っっ対に秘密だよ?!もしも教えたら______」
晶「教えない!!」
誠「教えたら色々ヤバイだろ。それぐらい、単細胞の晶にだって分かる」
晶「ひでー…」
誠「ってことはつまりさっきの話によると、松崎と先輩は、その悪魔と闘う『素質』を持ってる逸材ってことだよな?」
り「うん、そゆこと」
話し声が遠く聞こえる。何かホントに色々あり過ぎて、分けわかんなくなってきた。でも________
りまの秘密について1つ知れてよかったと思う。
?「チッ…また失敗か…!今に見てろ!!」