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上映

 梅雨の晴れ間に、蒸し暑さを我慢して、前回と同じ長袖のアウトドアルックスで残ったシーンの撮影を決行。


 この頃にはすでにあやかし山の通行制限は解かれており、遠慮無く入っていった。

 また、その前に、遺体遺棄現場への献花を忘れなかった。


 編集作業は、主に美玖が担当し、雅人がそれをサポート。優衣と俺は指示を出すだけだった。まあ、これは二人の方が腕が良かったのもあるが、それ以上になるべく共同作業をさせたかったと言う事もある。


 雅人は「盗撮事件」のショックから立ち直っており、もうすっかり二人は恋人同士だ。

 俺と優衣は相変わらずだったが。


 連日、放課後に集まって何度もチェックし、細かい点を微修正していく。

 美玖の脅威的なCG処理により、作品の迫力はどんどん増していく。

 雅人の美的センスは、色調整やディティール修正で遺憾なく発揮される。

 また、優衣の監督ぶりも板に付いており、ちゃんと(ギャグ)ドラマとして作品が成り立っていく。


 彼女には人を動かす才能がある。いわゆる「カリスマ性」というやつだ。

 元々技術のある雅人や美玖が優衣を慕い、生き生きとその能力を発揮できるのも、彼女の指導力によるところが大きいだろう。

 俺だけ何もできない。


 けど、俺がそれにより尊厳を落としたかというと、そうでもなかった。

 今回の事件、俺は清水刑事の正体を見抜いた。

 そしてそのまま放置せず、推理を進め、殺人犯であるかもしれないとの仮説を打ち立て、行動を起こし、実証した。

 さらには、あのあやかし山での逮捕劇で全員に迅速な指示を出した。また、清水刑事を取り押さえもした。それでみんなは俺の事を「いざというとき頼りになる」と認識(誤認識?)してくれているのだ。

 本当は、ただ体が勝手に動いただけで、俺も内心怖かったんだけど……。


 そんなこんなで、ついに作品は完成。

 秋の文化祭どころか、一学期の期末テスト前に完成した。

 担任の先生や、仲の良い同級生を集めて視聴覚室で試写会をしたところ、大ウケ。


 口コミで評判となり、学校側の配慮もあって、期末テスト終了後に、なんと体育館で全校生徒(といっても、希望者のみ)を集めての、大上映会が開催されることとなった。


 例の大事件があったあやかし山が舞台、しかも事件と重なる時期に撮影されたといういわく付きの冒険映画。また、生徒同士のキスシーンもあると噂され、全校生徒の八割以上、五百人が参加するという脅威的なイベントとなった。


 まず、部長の優衣が挨拶。

 見た目は相当かわいい癒し系の彼女が、ちょっと緊張しながらも、

「わが冒険映像部が全身全霊で取り組んだこのドラマ、ぜひ最後までお楽しみください」

 と挨拶すると、大きな拍手が起こった。

 そして黒いカーテンで覆われた体育館全体の照明が落とされ、隣の人が誰なのか分からないほど暗くなる。

 前方の大型スクリーンにプロジェクターの画像が投射され、上映開始。

「――UMA、それは英語で未確認生物を意味する言葉の頭文字を取ったものです。私たちの住む綾樫市にも、その生物が存在しました。そう、あやかし山に古くから生存が噂されていた、あの生物です」

 あやかし山の全景が映される。ナレーションは優衣。なかなか綺麗な声だ。


そしてバーン、という効果音と共にタイトル表示。

『我々UMA探索部は、あやかし山で幻の虹色ツチノコを捕獲した!』

 この時点で既に「おーっ!」という歓声と、笑いが起こっている。つかみはバッチリ。

 ちなみにこの文字、雅人が毛筆で手書きしていて、なかなかの迫力だ。

「ツチノコ、それは日本各地で目撃されながら……」

 しばらく優衣の解説が続く。本来ならつまらないシーンなのだが、雅人のイラストがかっこいいので、全員見てくれている。

 そして探索隊員の紹介。適当な略歴が表示されている。

 このメンバーって、俺も含め、見た目は結構いいと思う。俺も含め(強調)


「……我々は、ツチノコ捕獲のため、罠を仕掛けることにした」

 ここで俺と優衣が登場。

 その罠の中に餌として入れるために、優衣が自分の髪の毛を切るシーンがアップで映される。

「あっ!」

 という声が、何カ所からも聞こえた。うん、いい反応。

「翌日、仕掛けを確認に行ったが、餌だけが奪われていた。ただその周りには、蛇の抜け殻や、這った後が見受けられる。これはツチノコのものか?」

 これは俺のナレーション。特に反応無し。


 この日は全員揃っていて、カメラは二台なので、入れ替わりでそれぞれ隊員が三人ずつ映るようになっている。

 そして遊歩道の手すり脇に落ちていた蛇の骨らしき物を拾おうとして、俺が斜面からハデに転げ落ちる。

 そのあまりに派手な転げ方と、美玖の映像演出、そして大スクリーンと言うこともあって、ここは「おおっ!」というちょっとした歓声と、ぱらぱらと拍手も起きた。


 そして転げ落ちたその先で、巨大マングースとツチノコが闘っている!

 CGとしては某大ヒットRPGの戦闘シーンと遜色ない……いや、元になっているのが雅人の精巧な造形物である分、それを上回っている。ここでは大きなどよめきが起こった。


 そして問題の、俺と巨大マングースの格闘シーン。

 マングースは土佐犬を通り越して、闘牛に匹敵する大きさだ。

 ここでのアクションシーンでも、懸命な俺の動きに、美玖がぴったりと合わせてCGを合成してくれている。


 戦闘の途中でマングースが炎を吐き、それを俺が紙一重でかわすシーンでは、驚きの声とざわめきが起こる。うん、これは好感触!

 何とか闘いに勝った俺は負傷している。それを優衣が手当てしてくれる。

 ちょっと赤くなって消毒してくれる優衣、そして照れながらそれを受ける俺。


 ここではざわざわというささやきと、冷やかしの声が上がった。

 ちらちらと、最後方で見ている俺達の方に視線を向ける生徒もいる。

 うっ、指差された。ちょっとはずかしい。


 次にマムシに噛まれた雅人が、美玖の治療を受ける。

 毒を吸い出す美玖の萌え映像、そして真っ赤になっている雅人の、かわいらしさすら感じさせる童顔に、さっきより冷やかしの声は大きかった。

 藪の中を探索していると、突然銃声が響く。探索隊一同、顔を見合わせる。

 するとそこに、明らかに悪役である黒尽くめの男が現れる。もう一人の俺だ。


 しかしサングラスをかけ、髪型を変えているので、皆気付いてはいない。

 いろいろ言い合いをした後、銃の後部で優衣が殴られる。ここで一部観客から小さな悲鳴。うん、感情移入してくれている人もいるようだ。

「何しやがる」と黒尽くめの男に飛びかかろうとする翔太。

 次の瞬間、銃声と共に、彼は腹を押さえて後方にはじけ飛ぶ。


「えっ」という感じで、会場がざわつき出す。

 そりゃそうだろう、あれだけハデに巨大マングースと闘い、優衣に丁寧に治療を受けた準主役の俺が、あっさりとやられたんだから。

 腹からは大量の出血。


「みんな……あんな奴のいいなりになんかなるんじゃない……なんとしても、ツチノコを……このあやかし山の大自然を守ってくれ……」

 静かに目を閉じる翔太。

 画面がホワイトアウトし、「伊達翔太、死亡」のテロップ。

 会場が大きな笑いに包まれる。拍手すら起こった。


 あれっ、泣いてる人もいる……と思ったら、笑い泣きみたいだ。

 やっぱり、誰もこのシーンで感動なんかしないか。

 その後、俺の死体は崖下に突き落とされ(ここでも笑いが起こる)、冒険は続行。

 何度かツチノコと遭遇、逃げられるを繰り返し、ついに散弾を受けてケガをしたツチノコの子供と遭遇。

 一同、そのツチノコに「ツッチー」と名前を付けて、ケガの治療をしてあげる。

 みゅーみゅー鳴くその子供、雅人の造形と美玖のCG技術もあって、とっても可愛らしい。観客の(特に女子生徒の)反応も上々だ。

 ツチノコの姿を映像に収められたし、もうこれで十分だ、と語り合う隊員達。自然を守れたとすすり泣く美玖。


 そして雅人はそんな彼女を抱きしめ、ゆっくりと唇を重ねた。

「ほおぉ!」とか、「ひゅう!」とか、いろんな声があちこちから聞こえた。会場全体が、なにかちょと気恥ずかしいような、甘酸っぱい雰囲気に包まれる。


 うん、この場面も成功だな。俺の隣にいた美玖と雅人は、真っ赤になって下を向いていたが。

 ところが、その直後に、山に帰してあげたはずのツッチーの悲鳴? と、銃声が聞こえる。

 急いでその場に行ってみると、ハンターに捉えられたツッチーの姿が浮かんだ。


 やめて、逃がして、と懇願する三人の少年少女。しかし悪役ハンターは銃を彼らに向けたまま高笑いをしている。何て憎たらしい奴だ! 俺だけど。

 その時、ゴゴゴゴゴッという効果音の後に、画面に出現する数千匹のツチノコ!

 この映像は圧巻だった。

 土埃を上げて、おぞましい数のツチノコが迫ってくる。

 ジャンプする物、転がる物、一匹一匹が別々の動きをしており、これはCGではなく実際に撮影したかのようなクオリティだ。

 以前テレビでアフリカの大地をヌーの群れがばく進する映像を見たことがあるが、それに勝るとも劣らない……いや、画面サイズがでかいため、それ以上の迫力だ。


 無残にもあちこち噛みつかれ、抵抗虚しく引きずられて運ばれるハンターの体。

 これには観客も圧倒され、「うおおおぉ!」という歓声が聞こえる。

 それだけでなく、ハンターが連れて行かれる先の方に、まるで悪人を迎えに来た、地獄から派遣された死に神の様に、にやりと笑う青白く髪の長い人間の顔が映り込んだ。


 これはかなり怖い。悲鳴を上げる女子生徒もいた。

 ……へ? そんな演出、入れてたっけ?

 なんか会場もざわついている。優衣の方を見るが、首をかしげている。

 雅人と美玖は、真剣に画面に見入ったままだ。イタズラ好きのこの二人が入れていたのか。

 再び画面を見る。


 辺りは静かになり、みゅー、みゅーと鳴くツッチーと、優衣、雅人、美玖の三人の姿だけが残っている。

 優衣は、涙を浮かべながらツッチーを抱き上げた。彼女はいつの間にか、頬に少しケガをしていた。

 すると突然、ツッチーの体が七色に輝きだした。

 その子ツチノコは、舌を伸ばして、優衣の頬をなめ始めた。

 みるみる回復していく、優衣のケガ。数秒後には、完全に治癒していた。

「……ありがとう、ツッチー。もう痛くないから……」

 ツチノコの子をぎゅっと抱きしめる優衣。


 現実にはあり得ないシーンなのだが、観客は皆この世界に浸っているのか、笑いのようなものは起きなかった。それどころか、すすり泣く声すら聞こえる。マジか?


 やがて別れの時が訪れた。

 名残惜しそうに振り返りながらも、原生林へと帰っていくツッチー。

 今度こそ、全て終わった。

 探検隊員一同、夕日を見つめる。

 そしてこのあやかし山の豊かな自然を守っていこう、と誓い合う。

 エンディング。今までの名場面と、NG集が流れる。


 ここで俺が殺される役と、悪役ハンターの一人二役だったことが明かされ、笑いと拍手が起きた。まあ、これはこれで良かったかな。


 最後に「END」の文字が表示されたとき、会場中を包むような、今までで一番大きな拍手……スタンディングオベーションが起こった!


 いやあ、想像以上の反響だ。良かった。

 優衣は涙を浮かべて喜んでいる。

 会場を後にする生徒達は、「面白かった!」とか、「次またなんか作れ!」とか、「爆笑!」とか、「くだらねー! だが、それがいい!」とか、いろいろ感想を言ってくれた。


 こうして、我が冒険映像部の上映会は、大成功に終わった。

 観客が帰った後、後片付けをする俺たちは、まさに大満足、そして大興奮だった。


「すごかったね、作った甲斐があったわ! 内心、ドキドキしてたけど、良かった!」

 ハイテンションの優衣。

「ああ、こんなにウケるとはな。みんな頑張った成果だ」

「こうなると、続編も作らなきゃダメですね」

「私も興奮しましたぁ」

 みんな大喜びだ。


 さすがに優衣が最後に言った、「これで全国コンクールの優勝、もらったわね!」は絶対にありえないと思ったが。


「でも最後のあの演出、ちょっと怖かったな。あんな事件があった後だし、やり過ぎだったか? まあ、効果的だったからいいけど」

「最後のって、クライマックスでの、あの死に神みたいなの? あんなの、いつ入れたの? 試写会のとき、あったっけ?」

「えっ……先輩達が入れたんじゃないんですか?」

「いや、少なくとも俺は知らないよ。じゃあ、美玖、入れたのか?」

「いいえ、私は入れてないですよぉ」


 ……誰も、あの青白い顔を入れていない。

 あれっ? うん? どういうことだ?

 えっ……まさか……。

 考えられる事は、ただ一つ――。


 興奮状態から一変、全員青ざめ、背筋に走る冷たい恐怖に凍りついた。


「これは間違いなく、死霊ね」

 その日の放課後、慌てて駆け込んだ、瞳先生の占いの館。

 たまたま予約が入っていなかったので、すぐに映像を見てもらうことができた。


 先生は得意の「生き霊」という言葉は使わず、「死霊」と断言した。

「前にも言ったけど、優衣ちゃん、あなたは霊感がずば抜けて高いのよ。そんなあなたが実際に死体が埋まっていたあやかし山で撮影したんだもの、彼女の霊が映って当然だわ」

「まさか、あんな事になるとは思っていなかったので……でも、試写会の時、映っていなかったんですよ」

「ううん、そんなことは無いわ。気付かなかっただけ。その霊が、そういう風に仕向けたのよ。試写会の時点では、まだあなたたちに取り憑いていたから」

 ぞくん、と鳥肌が立った。


「じゃあ、どうして、あの本番の上映会で出現したんですか?」

「どうやら、みんなの前でお礼がしたかったみたいね。その霊、あなたたちに相当感謝していたみたいだわ。この表情が全てを物語っている」

 たしかにその青白い顔は、なにか企んで笑っているのではなく、心からの笑顔のように見える。

「『私、やっと成仏できる。みんな、ありがとう』そういうメッセージだわ。そしてなるべく多くの人に見てもらいたいと願っていたみたい。結構多いのよ、心霊写真とかに写るのは、『出たがり』の霊であることが」

 なるほど、そういうものか。でも、ちょっと迷惑な気もする。


「この霊が、あなたたちに悪さをすることはないわ。っていうか、もう既に霊界に行ってると思うけど。念のため、私が供養しておいてあげるわね」

「ありがとうございます、さすが瞳先生だわ!」

 ほっとしている優衣。けど、瞳先生、本当に霊能力者なのか?


 まあ、今回に限ってはそう信じた方が、俺としてもすっきりする。よし、信じよう。

「それで、あの、供養に費用とかは……」

 俺が恐る恐る聞いてみる。

「本来ならば最低五万円ほどかかるけど、さっきも言ったようにもうあなたたちには取り憑いていないみたいだし、タダにしてあげる。ただ、そのメモリカードのマスタはちょうだいね。供養に必要だし、後々の研究に使いたいし」


 バックアップは取っているし、問題ない。カード代はちょっともったいないけど、五万円にくらべれば、これで安心できると思えば格安だ。

 瞳先生、お金にはうるさいんじゃないかと思っていたけど、考えを改め直した。


 雅人も美玖もほっとした表情だし、これで今度こそ、全て解決した。

 なお、後日、瞳先生はテレビの超常現象スペシャルにゲストとして登場し、この映像の一部、ツチノコの群れは隠して、空中に浮かぶ青白い顔の拡大写真だけを公開した。


 優衣の生首の映像も(一応目線を入れて)公開し、「こちらは偽物だけど、こっちの青白い方は本物の幽霊です」と解説し、会場を怖がらせていた。

 俺たちから金を取らないと思ったら、こんなところで儲けていたのか。さすがだ。


 ちなみにこの映像の使用、優衣が許可していたみたいで、テレビで放送された翌日は大興奮で皆に自慢していた。

 こうして、大波乱だった俺たちの記念すべき活動第一弾は終了した。

 しかし、あまりに大事件、そして上映会が大成功だったので、次回作の構想はなかなか浮かばない……かに思われた。


 ところが、夏休みの前日。終業式後、視聴覚室で一学期最後の打ち合わせ。

「ねえみんな、大スクープを入手したわ!」

 目をきらきらと輝かせ、ハイテンションで皆に語りかける優衣。

 げっ。絶対ろくでもないことだ。

「みんな、大島って知ってるわよね? あそこで最近、放牧されている牛が立て続けに死んだらしいの……それも、何者かに血を抜かれて。まだ、噂のレベルなんだけど」

 これは……この話しの流れは!


「この事件、絶対UFOのキャトルミューティレーションか、吸血UMAチュパカプラの仕業だわ!」

 キターーーーッ!


「そこで夏休み、大島で新作の撮影を兼ねて、合宿するわよ! 日程とか私が調整するから!」

 このくそ暑いのに、本気でそんな事するつもりなのか?

「凄いです! もう次の活動に入るんですね! 楽しみです!」

「わくわくしますぅ!」

 ……だめだ、雅人も美玖も、すっかり優衣ワールドに引き込まれている。

「翔太も、もちろん行くわよね?」

 ここで行かないなんて言ったら、優衣は間違いなくSモードに突入する。

「へいへい、行くよ」

「もう、ちゃんとやる気出して! 海水浴場もあるから、全員水着持参よ! あと、キャンプもするから!」

 おお、そう聞くとなんか楽しそうだ。


 ただ、撮影に入ると、百パーセント俺はひどい目に遭う。

 まあ、それはそれでいいのかな。優衣との思い出が増えるのなら……。

 あやかし高校UMA探索部。また新たなる挑戦が、始まろうとしていた。


~ 第一部・完 ~

この作品は、第19回電撃大賞第一次選考通過作品を大きく改稿して掲載しました。第二部では、離島での彼等の活躍を書いてみたいと思います。最後まで読んでいただいた方、お気に入りに追加していただいたり、採点してくださった皆さん、本当にありがとうございました!

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