表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【プロットタイプ】ズルい女

作者: 秋暁秋季
掲載日:2025/10/06

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

私の頭の中で、瑠衣は女性人形からギャーギャー言われています。アイドルみたいにモテると言うこと。

『ぎゃああああああ!! 瑠衣様ぁ〜!!』って。

※私の叫びかも知れん。130db。


なんかさ、瑠衣のファンって私と人形達ぐらいしかいないがするからぁ。


だからこそ、優越感に浸れる。

私の目の前には瑠衣がいて、色香四号の様態を見ている。腫れ物にでも触る様に肌に触れ、関節を動かす時にも突然にではなく、徐々に力を込める。しなった膝を見て、顔を近づける。

物言わぬそれではあるが、瑠衣と触れ合っている際には少し嬉しそうに見えた。

「あのさぁ、瑠衣たん」

返事はない。けれども

何時もの事だ。きっと返事をするまでもないと思ったのだろう。けれども耳だけは此方を向いている気がする。猫が此方に聞き耳を立てる様に。

「女子それやったらモテると思うよ」

「興味ねぇ」

バッサリとした回答が余韻を挟む事なく返ってきた。これ以上その会話を続ける気はない。そう言っている様にも思えた。

しかし次に言葉を紡いだのは、瑠衣の方だった。

「なんだ。お前は俺にモテて欲しいのか。本能的な欲求がそうする様に」

瑠衣はそう突き放した様に吐き捨てると、確認を終えた色香四号を姫抱きにして、私が座るソファの隣に腰掛けた。

「そういうところ、小賢しくて可愛いね」

女性ウケする様な物語を読めば分かると思うが、女性は周りからモテている男性を当たり前に好む。だから相手の設定としては『ハイスペ』や『御曹司』、『女誑し』。けれどもそんな男性が自分にだけ心を開いてくれたり、弱味を見せてくれるのがやはり人気がある。

周りから羨まれる者が、自分だけ特別扱いしてくれるのを好むのだ。人間誰しもそうである様に。

「まぁでも人にモテたらモテたで面倒臭そうだから、モテなくて良いよ。でも人形相手には、ギャーギャー言われて欲しいかな」

本能的な欲求を満たすには、人間相手にやるのが真っ当な回答なのかも知れない。けれども其れには厄介事が付き物だ。下手に同性から嫉妬を買って、生きにくくなるのはごめん蒙りたい。

だから人形相手にこんな想像をする。皆大好きなご主人が、私だけの物になった。そんな想像を。

「人形相手になら、絶対的な壁があるからね」

「なんだ。随分とズルな勝負してんじゃねぇか」

そんな事を言いながら、膝上の色香四号の髪を撫でる。其れから嘲笑する様な笑顔を浮かべ、私を見た。こんな輩が嫌いな癖に、愉悦にも似た笑顔だった。

瑠衣って人形相手にはモテると思ってるんですよ。

だから脳内妄想で人形相手に舞台に立った際には

『ぎゃああああああ!! 瑠衣様ぁ〜!!』

という叫びがしょっちゅう木霊してます。


※私の叫びかも知れません。130DB。


『どうしたお前ら。故障か? 終わったらメンテしてやるから、少し待ってろ』なんて素面で言いそう。

人形相手には分かりやすく優しいんだよ。

まぁ私の叫びはここいらにして。


どっかで見た生命の摂理。

メスという生き物は、他者から認められているオスを好きになる。

けれどもオスは誰のことも好きじゃない。


これ、今の瑠衣に当てはまるんですよ。

人形相手には総じてモテる。

でも特定と人形を取り分け贔屓している訳じゃない。

皆平等に愛してる。博愛主義。


そんな相手が自分だけを好きでいてくれるのが、男女問わず刺さるんですよ。見ていくと。

鏡花はそれを人間でなくて、人形にやってるんです。


人間と人形、幾ら人形愛好家の瑠衣だって、人として愛せるのは人間だけです。

鏡花が人間である以上、この勝負は不戦勝なんです。


だからズルい。相手を自分と対等の相手じゃなくて、劣った者と戦ってるから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ