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カタバミの うた

作者: 瑞雲

 草花にも、可愛い花が沢山あるんです。その花は小さくて・・目立ちません。(主張しません)ですから後押ししたくなるんです。鉢にまとめると良いと思います。その鉢を並べるのも良いと思います。お金かからなくて、可愛いです。手間いらずで、助かります。よろしかったら・・お試しください。

 あの草花で~す ①

 野や畑、庭にも咲いて居ます。紫とかピンクの小さな花を咲かせて居ます。私・私は、可愛いと思って居ます。でもね、皆様に何故か嫌われるんです。大事にして貰えないんです。過酷な場所にも、耐えて咲いて居るのにな・・。手間いらずなのにな・・。なのにどうして嫌われるんでしょう。花と云う名前を付けて欲しかったです。肥料を貰って、水を貰って・・花達は、いいなと思います。考えましたよ。解りました!それはですね。私が、強過ぎると云う事でしょう。繁殖力旺盛と云う事ですね。繁殖し過ぎて困るから・・誰かさんは、駆除と云う言葉を使っていました。駆除だなんて!なんとも酷い言葉です。私、そんなに迷惑かけて居ますか?それ程嫌いですか?・・家の奥さんの方法は・・カタバミをスコップで掘り上げて、地下茎を子芋(鱗茎)を崩さないようにして、小さな鉢にまとめています。その一粒が株になり、花を咲かせますから、鉢にまとめると良いとの事です。小さな花が次々咲いて、4月頃から6月頃迄楽しめます。花弁は5枚、直径2センチ前後の花なんです。そして、その鉢を並べて貰って居ます。お金かからなくて、とても良いですよ・・。

 家の奥さん・私達のお母さんの教訓があるんです。困った時には、その事について調べなさい。悩むよりは、調べて勉強ですよ。と云う教えです。そこで・・スマホで検索して貰いました。この頃は直ぐに出て来るんですね。ありがたいです。私の悩みは、大体解決できましたよ。誇りに思う事がありました。

 検索によると・・ムラサキカタバミ・カタバミ科カタバミ属の植物。南アメリカ原産で、江戸時代末期、観賞用として導入され、その後帰化したんですね。

 カタバミの主な花言葉は・・

「喜び」キリスト教の復活祭の時期に咲くからか。

「輝く心」葉にシュウ酸が含まれ、仏具を磨き、金属の輝きを取り戻す。春、葉っぱが沢山あれば・・磨 いてみます。お風呂の鏡も!

「母の優しさ」3枚の葉を持つ姿からか。石見銀山の抗夫の傍にも・・。

 カタバミを家紋にして居る武将、沢山居るんですね。酒井忠次・丸に片喰紋。長宗我部元親・剣片喰。藤堂高虎・宇喜多秀家・成瀬正成他多数です。有名人に・清水次郎長も。他多数です。生命力強く、子孫繁栄。踏まれても絶えない家と云う意味が込められていると云う。家運隆盛、子孫繁栄を願って居た戦国武将達です。日本10大家紋の一つとして、取り上げられて居ます。歴史あるんです。嬉しくなります。 

 ミヤマカタバミ(深山片喰)と書きます・・日本原産。日本の山野に自生して居る。清楚な印象の白い花です。ムラサキカタバミは、江戸時代末期に導入されたとある。ですから・・戦国武将の家紋に、10大家紋の一つとなったカタバミの花は、ミヤマカタバミ・白い清楚な花だと思うんです。それに、名前、葉っぱの片喰の由来ですね。夜に葉を閉じた姿が、食いちぎられたように見えるんです。ムラサキカタバミの葉は・・どうかな?はっきりしません。それと、丸に片喰紋のモチーフのカタバミの葉は、ミヤマカタバミの葉と違うかな?図案化したのかな?黄のカタバミの葉か。その頃も、片喰の種はいくつもあったのでしょうか?

 そのミヤマカタバミ・・私達の仲間ですね。・・私の隣の鉢です。仲良く並んで居ます。戦国武将の家紋になり、石見銀山の抗夫を労わりました。歴史あるんです。何だか誇らしく思いました。今日から私も、天分を精一杯発揮したいと思いました。春には、小さな花をいっぱい咲かせます。私は私でいいんですよね。私・自分を大切にしたいと思いました。調べて貰って、本当に良かったです。私が、強く生き抜く処を見て頂きたいと思います。後は・・私の扱い方を工夫して下さいね。

 オキザリス・・同じカタバミ属・8属約930種に含みます。花の美しいものは園芸用に栽培され、オキザリスと呼ばれています。

 カタバミは・・雑草として生えている野草・・。植物分類上では、同じ植物であるけれども、園芸種か雑草かと云う点です。とか・・

 あの~今・言ったんですよ!家運隆盛!子孫繁栄!を願って、家紋にして迄・・愛されたカタバミ属なんですよ!せめて・・花を付けて下さいませんか。草花として下さい~。 皆様・・どうぞよろしくお願いします。    

                                 終わり


      

 

 

 身近な、カタバミの事・・書いてみて良かったです。調べる事で、日頃の疑問を解決できる事ありますね。子孫繁栄・・幸せの大事な要素でした。戦国武将も願ったのです・・。

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