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フォーロイト帝国情報部   作者: 十和とわ
キャラクター情報
2/31

登場人物紹介2

第二章・監国の王女 第三節・バースデーパーティー編 183.終幕 監国の王女 までのネタバレを含みます。

♢王国編♢


〇ネラ・シャンパージュ

誕生日:七月一日 魔力:火

年齢:三十五歳 種族:人間 性別:女

長らく昏睡状態だった影響か長く伸びた朱色の髪に、延焼の魔眼による赤い瞳。しかし草死病そうしびょうの一件からフォーロイト帝国に戻って来たエンヴィーにより、その魔眼の能力は回収された。

元平民で、ホリミエラからの強いアプローチの末伯爵夫人になった為、普段はボロを出さないようかなり気をつけている。それでもたまに素が出る。

ホリミエラとメイシアの事をとても愛していて、こうして一緒に暮らせる事が幸せで仕方ない。

備考:メイシアの人生はメイシアに決めて欲しいので、恋人とかそういう話は一切振らない。でも気になるものは気になる。


〇ホリミエラ・シャンパージュ

誕生日:九月二十一日 魔力:風

年齢:三十六歳 種族:人間 性別:男

落ち着いた藍色の髪に怜悧な灰色の瞳。知的に見える丸い眼鏡を掛けている。

シャンパージュ伯爵家の現当主にして、フォーロイト帝国市場を牛耳るシャンパー商会の現会長。フォーロイト帝国で皇族の次に裕福な家門。

妻子を心から愛していて、例え何があろうとも何を捨ててでも妻子を守ろうと奮闘して来た。

備考:優しい顔して謀略暗躍脅迫が好きなので、ハイラの爵位簒奪事件はかなりノリノリで手を貸していた。

ただ、ランディグランジュ家の事は部下に任せていて情報収集不足だった。商売以外はたまにポンコツ。


〇ミカリア・ディア・ラ・セイレーン

誕生日:九月一日 魔力:光・翼・空

年齢:百十二歳 種族:人間 性別:男

白金色の絹のような長髪に、眩い檸檬色の瞳。その髪や祭服と同じかそれ以上に白い肌を持つ。

天空教を崇拝する国教会が誇る人類最強の聖人。あまりにも神に近づき過ぎたがあまり、人である事をやめてしまった不老不死の世界の守護者。

アンディザ二作目の攻略対象筆頭。ヒロインに恋をして壊れる筈だった男。

生まれ落ちたその時から聖人であれと定められていたので、親の顔も名前も知らない。その為か、家族や友達と言ったごく普通の存在に強い憧れを抱いていた。

初めての友達であり、心奪われた相手でもあるアミレスに強く執着するようになってきた。ちなみに、アンヘルとラフィリアはまた別ベクトルで大事な存在。

備考:異教徒であるリンデア教は勿論敵視しているし、中でもアミレスにやけに頼られていたロアクリードの事が目障りで仕方ない。(何で僕達の西側にいるのかな、早く東に帰って欲しい)


〇ラフィリア

誕生日:九月一日(主、誕生日。当方、主為製造故)

魔力:光・空・心

稼動年数:百十二年 種類:自立型魔導人形オートマタ

性別:未設定

ピンクゴールドの肩上で整えられた髪に、不格好な面をつけた少年程の全長の人形。その瞳は蒼玉ブルーサファイアをカッティングして作られた本物(・・)の宝石眼だという。

聖人として生を受けたミカリアの精神教養及び人格形成の一助となる為に、国教会の総力をあげて造り出された最高傑作。

主であるミカリアに対してのみ、かなり雑で適当な態度をとる。しかしそれはラフィリアなりの愛情の裏返しなのだ。

備考:犬が好きなのだが、人形故か全く懐かれず苦心している。ミカリアや大司教達には何があっても隠し通すと決めているが、既に何人かの大司教にはバレている。


〇ランデルス・オセロマイト

誕生日:八月二十日 魔力:雷

年齢:四十三歳 種族:人間 性別:男

黄色の髪に茶色の瞳の少しやつれた顔の男。眉毛が太く、気の置けない仲の友人から『眉野郎』と罵られる事もしばしば。

責任感が強く、草死病そうしびょうの一件の際はオセロマイトを犠牲にしてでも周辺諸国だけは守ろうとしていた。

備考:緑の竜(ナトラ)から授かった世界樹の種を育てる事に注力しすぎて大事な会議を何度かすっぽかした。


〇カリストロ・オセロマイト

誕生日:十一月五日 魔力:水

年齢:十九歳 種族:人間 性別:男

弟より少し薄い黄土色の髪に、黄緑色の瞳。

オセロマイト王国の第一王子。父親に似て責任感が強い。草死病そうしびょうの一件では意を決してエリドルへの緊急の手紙を出したが、それを見たのがよりにもよってマクベスタとアミレスだったので首の皮一枚繋がった。

マクベスタの恋心には何となく気づいていて、一応、兄として陰ながら応援している。

備考:三つ歳下の婚約者の事をかなり愛していて、国では知らない人がいない程のバカップルになっている。


〇エリザリーナ・オセロマイト

誕生日:八月十四日 魔力:水

年齢:三十八歳 種族:人間 性別:女

色素の薄い栗色の髪に、マクベスタのような翠色の瞳。

オセロマイト王国王妃にして、マクベスタの母親。元々病弱で、近年では王宮から出る事も両手で数えられる程だったのに、アミレスがミカリアに治癒するよう頼んだ事で唐突に全快。

ミカリアとアミレスには感謝してもしきれないと、天空教への造詣を深め、何故か氷結の聖女像をラ・フレーシャに建てた。

備考:マクベスタの恋心には気づいているので、二人が恋人になってくれたらなー。娘が欲しかったのよねー。と淡い希望を抱く。


〇カイル・ディ・ハミル

誕生日:七月十一日 魔力:希少属性や一部亜種属性を除いたほぼ全ての魔力。

年齢:十五歳 種族:人間 性別:男

朱色の髪に黄色寄りの新緑の瞳。黙ってればただのイケメン。

ハミルディーヒ王国の第四王子にして、二人目の転生者。アンディザの誇るチートオブチートのスパダリ枠攻略対象にして、ハイテンション空気感クラッシャー。

カイルというキャラクターに与えられたチートを転生者らしい知識と発想で遺憾無く活用し、とんでもない魔導具を作り上げている。

ハッピーエンド厨なので、アミレスの望むハッピーエンドの成就に協力している。しかし時に一緒に悪巧みもしてくれる、まさに悪友のような存在。

備考:王位継承権を放棄したにも関わらず、世界ゲームの強制力か未だに継承権争いに巻き込まれている。近頃はその所為もあってハミルディーヒ王国に戻っている事が多い。


〇ナトラ

誕生日:四月二十五日(アミレスに救われた日じゃの!)

魔力:最も類似するものは、花の魔力(正確には緑の竜の権能)

年齢:不詳 種族:竜種 性別:雌

竜時・体を植物の蔦が這う、暗緑色の鱗に獰猛な黄金の瞳の巨大な竜。

人間時・翡翠色のツインテールに、大きな黄金のつり目。赤、青、白、黒の四色の花の髪飾りを頭に着けている。歯がギザギザ。幼女の姿をしているが、口調が老人のよう。

五体しか確認されていない純血なる竜種のうちの一体。数百年間白の竜に眠らされていた為瀕死となり、防衛本能で竜種の呪いを辺りに撒き散らしていた。

アミレスに心身共に救われた彼女は、更にナトラという名前までもをアミレスから与えられた事によって完全にアミレスに懐いた。

白の竜の権能による後遺症か、ナトラは実の所、未だ全盛期の力の二割すらも取り戻せていない。しかしそれでも。人間体になっていても、やはり竜種は最強なのだ。「人間なぞ素手で殺せるわい」

備考:絶賛侍女業にハマっており、人間社会を楽しんでいるらしい。



♢第二章♢



〇アランバルト・ドロシー・ランディグランジュ

誕生日:五月二日 魔力:風

年齢:二十四歳 種族:人間 性別:男

短めの青い髪に疲労の隈をぶら下げる緑色の瞳。イリオーデとはあまり似ていない。

ランディグランジュ侯爵家現当主。十年前に不器用な弟の為に父親を殺し、母親を見殺しにしてまで爵位を簒奪した一番不器用な男。

己の無力さと無能っぷりを誰よりも理解しているからこそ、この十年間をがむしゃらに駆け抜けて来た。

十年越しに再会した弟が夢を叶えていると知って、本気で喜んでいた。

備考:初恋の人(マリエル)にまた会えて嬉しい。互いに当主なのでその恋は実らないが………彼女の一番近くにいて頼ってもらえる男になりたいな、なんて可愛い野望を抱いている。


♢帝都動乱編♢


〇アルベルト(偽名コードネーム:ルティ(※弟考案))

誕生日:四月五日 魔力:闇

年齢:二十一歳 種族:人間 性別:男

暗闇のような黒髪に、虚ろな灰色の瞳。色覚の魔眼というものを所持していたが、幼い頃に過剰反応オーバードライヴを起こして魔眼の能力が消失、彼の瞳は特定の色以外を認識出来なくなってしまった。

ずっと、自分を庇って大怪我を負った弟の行方を探していた。そして八年が経ちようやく帝都での目撃情報を得て上京してみれば……悪人に騙されその精神が擦り切れる寸前まで奴隷のように扱われていた。

アミレスと出会い、心身共に救われただけでなく悲願だった弟との再会も叶ってとても幸せ。その所為かアミレスを崇拝してる。

諜報部所属。

備考:アミレスと交した『もう誰も殺さない』という約束を律儀に守っている。しかしその所為で、敵対者に向けてやる事成す事全てが地獄のような拷問になっている。

「殺さなければあの御方との約束も破らないで済むからね。殺さなければ」


〇サラ(偽名コードネーム:サラ)

(本名:エルハルト)

誕生日:一月十七日 魔力:闇

年齢:十九歳 種族:人間 性別:男

黒曜のごとき黒髪に、アルベルトより濃い灰色の瞳。

アンディザの攻略対象の一人。二作目では神殿都市に加護属性ギフト所持者の監視任務で派遣されるのだが、諜報部に兄がやって来た事でその教育係に任命され、派遣が無くなったと思われる。

幼い頃に起きた兄の闇の魔力の暴走によって記憶喪失に陥り、たまたまそこを通りかかった諜報部部署長、偽名コードネームヌルによって帝都まで連れてこられる。

一年程ディオリストラス達と共に暮らし、そこでサラという名前を得た。しかしその後は諜報部に行き、諜報員として生きて来た。

備考:兄と再会してから徐々に記憶が戻りつつある。兄にあまりにもアミレスの話をされすぎて、アミレスは兄の命の恩人だと認識している。


〇ダルステン

年齢:三十五歳

司法部部署長。愛のある結婚を夢見ているが、優秀過ぎるが故に昇進してしまった不憫なおじさん。常に過労で死にそう。

備考:婚活十八連敗中。


〇モロコフ・シュー・ララルス

年齢:五十歳

ララルス侯爵家元当主。ハイラの爵位簒奪によりその座を追われ、これまで重ねて来た罪から処刑された。情状酌量の余地もないクズ。

備考:真鍮の雄牛(ファラリス)がよく似合うね。


〇バーグストン・コール・オリベラウズ

年齢:四十七歳

オリベラウズ侯爵家現当主。フューラゼ侯爵とは腐れ縁で、昔から「マリエルちゃんを娘にするのは僕だ!」「俺だ!」と言い争っている。テンションが高い方のおじさん。

備考:酒は好きだが煙草は苦手。いつもフューラゼ侯爵に文句を言ってる。


〇クロイツ・ロン・フューラゼ

年齢:四十七歳

フューラゼ侯爵家現当主。オリベラウズ侯爵とは腐れ縁で、昔からマリエルがララルスの人間とは思えない。とよく飲みながら話していた。ヘビースモーカーな方のおじさん。

備考:オリベラウズ侯爵が煙草嫌いと承知の上で容赦なく煙草を吸う。


〇ログバード・サー・テンディジェル

年齢:五十三歳

テンディジェル大公家現当主。常に過労と腰痛と睡眠不足に悩まされていて、割と本気で早く隠居したがっている。甥っ子をイジるのが趣味。

備考:重要な会議で大体船を漕いでいるので、実はよく話を分かっていない。


〇トール・フォン・アルブロイト

年齢:四十九歳

アルブロイト公爵家現当主。社交界の王と呼ばれる程の美貌とカリスマを持つ無自覚人たらしダンディーおじさん。

食事会とかパーティーとか、人と関わる事が好き。かなりのザル。

備考:最近末の娘が反抗期&思春期で構ってくれない。「この間なんか、パパと一緒にご飯食べたくない! なんて言われたんだが………………」と深刻なダメージを受けていた。


♢バースデーパーティー編♢


〇レオナード・サー・テンディジェル

誕生日:十月十八日 魔力:音

年齢:十六歳 種族:人間 性別:男

鈍色の髪に紫色の瞳の爽やかな印象を受ける男。しかしその性格は爽やかとは真逆の、卑屈、陰気、小心者、夢見がち(ロマンチスト)と中々のもの。

テンディジェル大公家の中でも特に将来を期待される秀才なのだが、彼は異様に己を卑下する。「いつかは俺が大公にならないといけないから、その時は仕方ないから大人しく大公になるけど………俺なんか、絶対大公に向いてないよ……」

割とよくジメジメしている。彼はとある理由によって己を酷く過小評価し、その類稀な頭脳さえも全く活用出来ずにいた。

妹のローズニカを目に入れても痛くないぐらい可愛がっており、昔からよく一緒にいた為か、彼はやけに夢見がちな青年に成長してしまったのだ。

備考:ずっと理想の女性と会えたらなぁ、なんて考えていたら本当に会えてしまった。


〇ローズニカ・サー・テンディジェル

誕生日:八月一日 魔力:音

年齢:十三歳 種族:人間 性別:女

レオナードより少し明るい鈍色の髪に、薄紫色の瞳を持つ儚げな少女。

テンディジェル大公家の歌姫。ディジェル領のアイドル的存在。彼女はその絶世の美少女っぷりと音の魔力を用いた美しい歌声で、領地の人々を癒している。

レオナードの妹で、かなりのブラコン。お兄様が大好きすぎて、自分の認めた人でなければ絶対に結婚させないと前々から口にしている。

備考:「あんなにも素敵で、才に溢れているのに。なのにどうしてお兄様は自信をもってくれないのかな……」と、ブラコン少女は悩む。


〇アンヘル・デリアルド

誕生日:六月八日 魔力:血

年齢:百よりかは上(もう、久しく数えてねぇんだよ)

種族:吸血鬼 性別:男(肉体改変が可能)

肩下辺りまで伸びた毛先にゆくにつれ色素を失う黒髪に、まるで悪魔のような鋭い紅い瞳。本気を出せば、見た者全ての心を奪ってしまいそうな程の甘いマスク。

アンディザの攻略対象の一人。クーデレ枠だった男。

基本的に無気力でめんどくさがり屋。しかしこと魔導兵器アーティファクトとスイーツの事となれば誰よりも率先して動きだす。その目には、珍しく光が宿っているのだとか。

純血の一族に生まれた混血ハーフの吸血鬼という事で、デリアルドと呼ばれる事を嫌う吸血伯爵。

備考:たくさん珍しいスイーツをくれたアミレスに少し懐いた。チョロい。



♢国とか土地について♢

度々出てくる土地の軽い説明になります。



〇フォーロイト帝国

数百年前まではフォーロイト王国だったのだが、王国崩壊と同時に帝国建国が行われ、今の形となった。本来皇女、皇子と呼ぶべき所を王女、王子と呼んでいたのはかつてフォーロイト王国であった歴史を忘れぬ為である。

代々氷の魔力を持つ人間が玉座に座してきた国だからか、氷の国とも呼ばれている。


〇ハミルディーヒ王国

フォーロイト帝国とかいう化け物の国の隣にある所為で、昔から何度も戦争を繰り返して来た国。しかしその戦争の切っ掛けは大体ハミルディーヒ王国側なのである。


〇オセロマイト王国

フォーロイト帝国の隣にある小さめの国。緑に溢れ、花と芸術の国とも呼ばれる。何故フォーロイト帝国がオセロマイト王国を放置し、属国として庇護していたのか……オセロマイト王国側にとっては永遠の謎。


〇神殿都市ディア・カノン

天空教の聖地にして国教会の治める絶対中立都市。聖人たるミカリアや大司教達などの国教会の重鎮達が揃う、この世界で最も安全とまで言われている場所。

以前エンヴィーに結界を素通りされ、カイルには結界をハッキングされてしまった。


〇連邦国家ジスガランド

大陸東側にあるいくつもの国がリンデア教の下に一つになって生まれた、正真正銘大陸一の大国。西側諸国とは流石に関わりが無い。


〇白の山脈

大陸を上下に分断するかのような、西から東まで続く超巨大な山脈。大陸内にて共通して神聖なものとされており、誰のものでもない山脈とも呼ばれている。


〇精霊界

精霊達の住まう世界。人間界の隣にある世界。

統治者は精霊王。


〇魔界

魔族達の住まう世界。人間界の裏にある世界。

統治者は魔王。


〇妖精界

妖精達の住まう世界。人間界の果てにある世界。

統治者は妖精女王。


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