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大福と愉快な仲間たち

作者: 渡邉 一代

 みなさん、こんにちは。


 私めの名は、大福と申します。この和菓子処で、古くから作られております。私めは外の皮はもち粉で作られており、中には餡子が入っております。他のお店では白玉粉を使ったものもあるらしいですよ。


 私には沢山の仲間がおります。まずご紹介しますのは、豆大福くんでございます。彼はですね、皮の部分に粒状の豆が入っているんですよ。私めとは似ておりますが、見た目で少し違いがあるので見分けはつくと思います。


 続きましてご紹介するのは、いちご大福さんでございます。彼女はですね、皮は私めと同じ時と桃色に染められた時がありますね。それで餡子も赤と白がありますね。いちばんの特徴は、フルーツの苺が入っておるんです。美しい方なんですよ。この方のお仲間でみかんが入ったりするものやその他のフルーツが入ったものがございます。


 また変わり種でチョコクリームが入ったもの、ずんだ餅のようなもの、黒胡麻を使ったもの…。


 はい、はい、何ですと、時間がないですと。早く店先に並ばねばなりませんか。そうですか。では最後に

ヨモギくんだけ紹介させてもらいましょう。


 ヨモギくんはですね、皮の部分にヨモギが練り込まれてるんですね。中には餡子が入っております。彼はね、私めと同じくらいにうまれたと思いますが、定かではございません。


 他にも沢山仲間がおります。我々色とりどり、味もいろいろ、愉快な仲間たちです。一度あなたの元に伺えば、間違いなく我々のファンになって頂けると思いますですね。


 では、私も呼ばれておりますので、行ってまいります。あなたにお会いできる日を楽しみにしております。


「いらっしゃいませ、こちらの大福出来立てでございます。いかがでしょうか。」


 私めは、ここ、ここにおりますよ。




 

今日、変わり種大福食べたもので、少し書いてみました。

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