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みんなから好かれるあいつのことが私は嫌い  作者: ましゅまろどーなっつ
1/1

1話

初投稿です( ¨̮ )

気楽に読んでください


「おっはよー‼︎」


穏やかな春の早朝、さくら高校に私(水谷 彩葉(みずたに いろは))の声が響く

大きな志と課題で詰まった鞄を背負い直して廊下に足を踏み出す。


ー大きな桜の花

何も張り出されていない廊下

私以外のの足音が聞こえることはない

鼻歌を歌いながら階段をリズミカルに上がり、スキップで自分の教室の前まで行くー


『しっつれいしまぁぁす!!』


私は自分の教室の扉を勢いよく開けた。

静まり返る教室。・・・誰もいない。

私は窓際の一番後ろの自分の席を見つけて座る。


…ラッキー⭐︎


私はルンルンで準備を始める。


えっと…

筆箱とー

水筒とー

課題とー

お母さんにやっと買ってもらった新品のスマホ〜♪

…って、あれ……ないっ!!?


鞄の中を一生懸命に探す。ポケットの奥の方にも手を突っ込むが見つからない。


あれれぇどっかで落としてきたかなぁ…


私は自分が来た道を逆戻りしようと席を立ったその時だった


ーガラガラッー

扉が大きな音を立てながら開く。

そこには私よりもちょっと背の高いクラスメイトらしき男がいた。

髪は整っていて目にかかるくらいだろうか。

骨格も顔も綺麗だ。

大きめな足に合った革靴をコツコツと鳴らしながら迷いもなく私の方に歩いてくる。


「おい」

「は、はいっ!」


身構えていたはずなのに変に緊張する。


「これ、お前のか」


彼は私の大切なスマホを私に見せていた。

私は緊張が一瞬にして解け、嬉しさと疑問が一気に込み上げてきて聞いた。


「あっ、!それ私のです!…もしかして泥棒さん…っ?!」

「は?俺がこんな古臭い携帯盗むかよ、てか盗んだら普通聞かなくね」

「たしかに…でもでも!せっかくお母さんに買ってもらったスマホなのに古臭いとか……」


少しキレている私を無視して彼は私のスマホを投げ渡した。


「ほらよ」

「あ、危ないよ!」


そう言った頃には彼の鞄だけが彼の机の上に置いてあった。

もう、なんなのあいつ!

容姿がいいからって調子乗ってるんじゃないわよ!!


私は怒りながら準備を続けた。

読んでくださりありがとうございます(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

少しでも面白いと感じていただけたら嬉しいです

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