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追いかけてた夏

作者: Soraきた

キミが追いかけていた夏のかけら

僕はただ見つめていただけ

もしも、そのままキミが追いついていたら

僕はキミに

どんな言葉をかけるんだろう


恋をしたこと

黙っていた

どこかのタイミングで言えたらいいねと

そう自分にいい聞かせた

もしも、恋そのものを

前提にキミに話すとしたら

僕はキミに対して

もっと気づかないといけないことが

あったはず


声を聞いてごらん・・

きっと、この夏に、

暑い夏にかくれた

キミの思いがたくさんあるはず


並走することはできないかもしれない

キミに聞くわけにもいかない


少し風向きが変わって

キミが振り向くくらいに

気づいてくれたらと

いまはまだ、他人任せの僕でいるけど








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