11話
僕はずっと、ずっとボッーと生きていた。
ただ、呼吸して。
ただ、ご飯を食べて。
ただ、トイレは...しなかった、思えばこの頃からアイドルの素質があったのだろう。アイドルはう○こをしない!
...もちろん冗談だよ?したさ、デカイの。
ただ親の遺産や保険金や国からの見舞金などで沢山のお金が有ったからそんな生活してても大丈夫なはずだった。
しかし、すべてそれらのお金は奪われた。
僕らに残された唯一の肉親の姉に。
今でも忘れることは出来ないミミの顔。
絶望から、消失に変わるというのだろうか。なんの気持ちも持てない人間の顔をしていた。ぶっちゃけ余裕がある今思い出すと笑える。
そこまで追い込まれてやっと気付いたのだ。
あぁ...お兄ちゃん、頑張るわ。ってね。
まぁ、姉なりの僕の更生術だったのだろう、そういう風に思うと伝えたら妹に嫌われた、っていうか、あの顔面白かったって伝えた時にも嫌われた、ってか、女装してアイドルしてるって言った時も嫌われなかったっけ?
割と正当に嫌われた僕ですが明日もアイドル頑張ります。
ラストシーンだけ出来てるんだけど、そこまでの話をどう繋がるのかが分かりません。教えて。
あとあらすじにあるスクールカースト上位のギャル達をまだバカに出来てない...!




