春病み記録

時間不足

時間がない。

圧倒的に時間が足りない。

トリプルワークの代償は大きかった。

夜の睡眠不足を昼寝で埋めて、何とか廻っている生活。

もはや家は食事と睡眠をとる為だけの存在になってきている。

録画した番組は溜まる一方で、見る時間がない。

と言うより、そんな時間があるなら眠ってしまいたいと思うし、実際に寝てしまっている。

「一日を三十時間位にしてください」と、無信仰の癖に神様にお願いしたいくらいだ。

バイトから帰って時計を見れば、もう翌日まで一時間も無い時もあるし、そもそもバイト自体が日付をまたいでいる事も稀にある。

いつかこの不規則なトリプルワークが体を壊すような気はしているものの、今は何とかバランスを保っているので頑張るしかない。

そのリスクに見合った報酬を得ているのかと言われれば、残念ながらそれは肯定しかねるが、まあ皆そんなものだろう。

何しろ職場が三カ所もあるのだ、一つ位ブラック要素が入っていても確率的には仕方ないと思う。

と言うより、そう思い込まないとモチベーションが保てない。

眠りたいのに眠れない、という矛盾を抱えながら布団に潜り込んで、ゆっくりと目を閉じる。

今日もまた、眠り方を思い出す頃には眠れているといいな。