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花粉症

僕はスギ花粉が肌に付着するだけで赤くなって痒くなるほど重度のスギ花粉症だったが、最近はそんなに酷い症状が出ていない。

不思議に思ってネットで検索してみると、参考になりそうな記事を見つけた。


花粉症を抑える為の抗ヒスタミン剤は、当然ヒスタミンに効く。

しかし、ヒスタミンとアセチルコリンは構造的に似ているらしく、精神薬や睡眠薬の成分でもある抗アセチルコリン物質が、ヒスタミンをブロックするために作られた抗ヒスタミン剤と同じ作用をしてしまう場合もあるようで、どうやら僕はそのパターンのようだ。


遡って考えてみると、薬を飲み始めた頃から症状が軽くなったような気がするので、これは当たりかも知れない。

まあ、症状が軽くなったと言っても、相変わらず目は痒いし鼻水もクシャミも出るのでマスクは必須アイテムなのだが。


僕は幸いにも食べ物のアレルギーは無いが、スギ、ヒノキ、ブタクサ、それから毛虫の毛アレルギーだ。

意外と知られていないが、「毛虫の毛アレルギー」というのは「毛虫皮膚炎(もうちゅうひふえん)」という立派な皮膚炎で、厄介な事にこいつは風に乗って飛んでくる場合もあるので、僕はシーズンになるとなるべく草の生えている場所は歩かないようにしている。


従姉妹の娘が幼いながらも「虫愛づる姫」なので、素手で触って酷いことにならないかどうか少しだけ心配しながら、僕はちん、と鼻水をかんだ。

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