New World
妹は最強で俺は中二病 3
『jump into the gravity world』
こうして俺らはゲームにログインする、俺達の周りには鮮やかな水色の光が現れやがて俺達を包んだ。
[お買い上げありがとうございます今からあなたにはこのゲームに必須なアバターを作ってもらいます]謎の水色の空間で機械的女音声に話しかけられる、種族などはないらしい、自分の目の前には大きな画面が出てきて、自分の顔で始める、顔を変更する、の二択が出てきた、俺はそのままの顔で始めた、選択した瞬間1度フラッシュバックし適用されたっぽい、次に顔、体にペイント、アクセサリー、髪型、髪の色、目の色が選択に出てきた、「流石に現実の俺そのまんまはやだなぁ」といい 顔のペイントの項目から《右頬 バーコード》を選んだ、それ以外はスルーだ、[最後にアバターネームを入力してください]ゲームにはつきものだ、俺は《Late》にした、[すべての設定が完了しました、ではゲームを開始します] さっきの水色の光に包まれた。
『ようこそ 新世界へ』
「...ん?那種の部屋だ...」
視界の左上にHPバーが見える
そう、ゲームにログイン出来たんだ、「ゲームの中だ!うぅぅぅぅ感動!」 「感動とか...きも...たかがげーむじゃん!」あ、そうだ妹もいたのであった、相変わらず毒舌だ「那種!その毒舌いい加減......へ?」 裏声が出てしまったのは無理もない、俺の目の前には妹ではない那種ではなく、ゲーム内のアバター那種だ、現実の黒とは違う金髪の髪、そして何たる偶然だ妹のほっぺにもバーコードのペイントが入っている、だか俺とは違い左がだ、念のため確認をとる、「お前、那種か?」「そうに決まってんでしょ?てかあんたなんにも変えてないんだね...よりによってバーコード...変更できないんだよね...」悲しそうに言われるので悲しい、「あれ?お前のアバターネーム...」那種の上にターゲットマークが出ていてその上にアバターネームが出ている《Natsu》「そう...ナツ英語でnatsuそれでなつ...覚えといて」わかっているが妹は可愛い、うん、何言ってんだ俺...「覚えとくよ、所でZero gravityは反映されてるのか?」「うん、されてる...」 あまり嬉しくなさそうだ...「さぁ那...あ...ナツ!これからどうする?」 「あんたは友達と約束があるんじゃないの?」「いや、まだ時間があってさ!」「そう...ならパーティー組んで」「え?パーティーなんかあんのか?」「ちゃんと調べてから買え!ギルドやグループとかの大きな人数はないけど最大4人のパーティーなら組めるの...わかったならさっさと組んでよ」「わかったどうやってやるんだ?」「ったく...」呆れられたか「爪が光ってるでしょ?」「お、おう」このゲームは両手親指以外がメニューになるシステムになっている、左手の人差し指から右に、重力操作、スキル発動、装備変更、マップとなっていて右手は小指から右に、アイテム、メインメニュー、フレンド、となっていて右手の人差し指に関しては《?》になっていてまだ未開放のようだ、「早く、フレンドからパーティー作成でカーソルをあたしに合わせて誘ってよ!このノロマ!」相変わらず毒舌だ「おうおう」
ピコンピコン「那種...ナツ!パーティーの名前何にする?」俺は問う「なんでもいいよ」そっけない返事だ、「じゃあ2人ともほっぺにバーコードついてるからバーコーダーでどうだ?」俺は自分でもいいと思った「あんた、たまにはいい考え出すじゃん...へへ」無邪気に笑う妹が可愛くてしょうがない
「ほらナツ送ったから承認しろよ」
「わかってるっつーの」超現代かな使いだ、《バーコーダーが結成されました》 「ねぇ あんた...ラテ...」妹が恥ずかしそうに名前で呼んでくれた、なんだ、夏なのに雪でも降るのか?「なんだよ急に名前で...」 「それは忘れて// ゲームクリアまでこのパーティ...バーコーダーで手伝ってもらうからね!」 強く言ってくる「へいへーい」俺は可愛い妹のお願いだから聞き入れる以外選択は無い。
ガラ ナツが部屋の窓をあけながら言う「じゃあ外行こうか」「そうだな約束もあるし」 さすかに玄関から普通に出てくバカはいない このゲームはプレイ中だと透明化し街の人物、生物などは見えなくなり透明化する、ほぼ存在してないも同じだ、市民からはゲームしているところは 同時発売されたゲーム監視用Gペンをつけないと見えないのである、なんてよくできたゲームだ「じゃあ行くか!待ち合わせ場所は学校だ」「わかった!じゃあ行こう」 俺たちは俺と優佐深が通う学校
亜座等此学院に向かうことにした。
続く
見てくれてありがとうございます
今後とも《妹は最強で俺は中二病》を
よろしくお願いします