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虹の先  作者: kazuha
虹の先
169/211

5ー20

 希望を高く書いた成績優秀者。

 目標達成のためにあえて低い所を選んだ奇才者。

 ダメ元でも親の望みを叶えるために書いた傀儡者。

 何も考えずにただ流れに身を任せる放浪者。

 卑屈になりすぎ2ランクも下を選んだ弱者。

 様々だ。実に、よく色が見える。

 十人十色。

 ひとりひとりの色があるから人生は面白いなんて有名な人が言っていた気がするけど、まさにその通りだ。どんなにネガティブに考えていても、それはその人の色であり何ら間違いのないこと。それを否定するなんてポジティブな人はわかっていない。

 まぁ正反対を受け入れるなんて自分の背中を直視するようなもんだ。

 無理なら無理でいいじゃないか。

 否定しなければいいものなんて出来上がらないのだから。失敗は成功のもとである。

「やっぱり、追うか」

「うん。約束したから」

 メモ帳の最後の欄に書くのは、彼氏を追い茨の道を進む赤い糸を持つヒロイン、であった。

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