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虹の先  作者: kazuha
虹の先
151/211

5ー2

 因みに飯田先輩は当分現れない。二学期にもなると受験に専念させるために部活動を禁止させるのがうちの学校の習わしである。その為、飯田先輩は来ない。

 なら誰だろう。

 そんな答え、簡単である。毎度のことながらここに集まる女子は大抵、部長目当ての子が多い。

「部長さん、またこんなに集まってるぜ」

「やめろよ」

「嬉しいくせによ」

 そんな会話をしながら目の前を通って行ったのは香川くんであった。どうやら部長に任命されたらしい。謙虚にしてはいるが、意外にも部員から慕われているらしく、しっかりとその仕事をこなしているとのことである。

 まぁ反対派もいるらしいけど。

 香川くんが助けを求める目で私を見ていたが無視をし、行き過ぎたのを確認してから立ち上がる。

 さてと、面白そうなことでも探しに行こうかな。

 メモ帳を手にして校内を歩き回る。

 夏休みには様々なドラマがある。それが二学期始めに還元され、そして転じていく。それが見られないか見て回るのである。

 残念ながら今日は特になさそうだ。

 お昼休みもそろそろ終わるし戻りましょうか。

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