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雨の 声/退屈が、幸せに変わる

作者: 庄屋 未都

「雨の 声」



雨音に、じっ と

耳を澄ませてみれば


聴こえるでしょう

雨の声が


しと しと しと

『わたしに 会いに来て』と


泣いているのです


大好きな、ひとに

会えないから



ほら 傘を、さして

出かけてごらん


ぽつ ぽつ ぽつ

雨は、弾む 声で


あなたが来てくれるのを

  待っています



----------------------

「退屈が、幸せに変わる」



聞き慣れた 甲高な声


黒板に並んだ

見慣れない 記号の羅列

走る チョークの音色


君がいない

教室は あまりにも退屈で


ふっ と、

眺めた鈍色の空からは



雪 時々 君への恋ごころ


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― 新着の感想 ―
[良い点] 雨の声……。と、言う表現が素敵ですね? 私は女性ですが、つい音と表現してしまいます。 (>_<。) 素敵な詩をありがとうございました。 壇雛
2013/06/16 17:01 退会済み
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