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僕の記憶  作者: 結城游眞
6/8

6つ目の部屋

6つ目の部屋には真ん中に机があり、その上にはなにやらチケットが置いてあった。

扉は何処かの門の様な形をしていた。

チケットを手に取ってみると、周りが急に暗くなり、遠くの方から明るい光が差し込み一瞬にして僕を包み込んだ。

「わぁっ!!……!!…あれ…ここって」

そこは遊園地だった。

チケットをみると遊園地のチケットだった。

「透」

男の人の声がし、振り向くと男の人と女の人、それに小さな女の子がいた。

「おとうさん♪」

僕を通り抜け男の子が走っていった。

幸せそうな家族。

「僕の家族」

涙が溢れた。

するとバッ…と辺りが明るくなり気づくと元居た場所に戻っていた。

目の前にある扉は開いていた。

涙を拭い次の部屋に進んだ。


これは、僕の記憶を取り戻すためのゲーム、ひとつまたひとつと思い出して行けば必ずゴールが見つかるはずだ。


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