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僕の記憶  作者: 結城游眞
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2つ目の部屋

「進むといっても…

扉が開かなきゃ前には進めない」


あちこち、なにかないかと探していると、

携帯の存在を思い出した。

見てみるとやはり同じ部屋が写っていた。

画面にはこの部屋の扉にボタンがあり、押してみるとガチャン…また大きな音がし扉が開いた。


次の部屋へ進んだ。

そこには、左側に棚、右に机が置いてあり目の前には南京錠がしてある扉があった。

最初に棚を調べた。そこには一枚の写真があり、その写真には家族らしき人達が写っていた。

お母さんとお父さん、それに女の子と男の子の子供が二人の幸せそうな家族。

僕の目からは涙が流れた。

「なんで…泣いてるんだろ…」

何も分からないのにこんなにいとおしいと感じた。

「きっと、僕の家族なんだろ…」

その写真を大事にポケットへしまった。

涙を拭い、机も調べると引き出しがあったが、数字を押さないと開かない仕組みになっていたため開けることが出来なかった。携帯を見てみると、机がない代わりに箱が写っていた。

その箱を押すと、中から数字が書かれた紙が出てきた。

5842

そう書かれていた。

この数字を押してみた。

するとカチャン…と音がし、引き出しを開けてみると小さな鍵が入っていた。

それは南京錠の鍵でぴったりとはまり、開ける事が出来た。

「また1つクリアだ」

次の部屋へと急いだ。



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