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俺 ドント ラブ AI!!  作者: 花園三京-Chan-


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8/39

議論の途中

時刻はいつの間にか19:30を迎えようとしている。

そんな俺は今、、、


「ねぇ、疲れたぁ。なんか奢って~」


酔ってダルがらみをしてきている越智を介抱している。

右肩に頭を乗せて、ダラ~としている。


この一時間くらいの間に何があったか。

まあ、簡単に言うと、越智は道化でもなんでも『楽しければそれでいい』派だったらしく、議論に参加せずにひたすら飲んだ結果...


「ひっく、もういっぱ~い」


「林、一応聞いておくけどコイツ20歳過ぎてるよな?」


「あ~そういやあ、越智って昨日、誕生日じゃなかったっけ。

CONNECT YOU(SNS)で『今日じゃなくて明日のむぞー!』ってはしゃいだ投稿してたもんな」


もしかして:右腕に頭を乗せている女性は自分のお酒の限界を知らない


「ミズキ、好き。へへへ」


もしかして:その通り


因みに、クラスグループトークでは1次会は20:00までの飲み放題のはずだ。

だから、もう少しでLOラストオーダーの時間のはずだ。

これが、道化だったらの話だ。


「なあ、伊藤。もしかして越智と付k」


「付き合ってない。」


そんな林の当然?の疑問をかわしながら今の現状を整理する。

大体大きく分けて2グループに派閥が分かれている。

1つは越智のようにただシンプルに飲んでいるだけ。

もう1つは山口を議長としてこの場をどうするかというグループだ。


まあ、ぶっちゃっけほとんどが飲んでいる。

議論しているのはクラスで15人くらい。あともう半分くらいは飲んでいるって形だ。

ただ、残念ながらにぎやかな飲み会って訳ではない。

飲みグループも議論派に気を使ってか大騒ぎをしていない。


というか、一番大騒ぎをしそうなメンツが騒いでいないのも大きな要因だろう。

女子だったら越智は俺の隣で潰れてるし、男子だと幸司郎こうしろうは議論参加組だ。


そんな中俺はどっちのグループ所属かと言うと、前者、、、に見せかけて後者だ。

つまり議論してる方。


いや、本当は帰りたいんだけど右腕の越智が邪魔で…


なので物理的制約があるが議論にはちゃんと参加してる。

議論してる派ももちろん、2グループある。真剣派と道化派だ。

俺は初志貫徹で道化派。

ネタバラシがあるんだったら、早めの方が面白いんだけどな。


他に道化派には、男子だと兵頭や女子だと宇都宮

真剣派には、男子だと幸司郎こうしろう女子だと落合がいる。


さっきも言ったが、山口は議論の仲裁役。

小学校のときから真面目な性格でクラスでの人望は一番あるいわゆる優等生タイプ。

あの時は「山口くんがそういうなら私も俺も~」という層が一定数いたが、さすがに大人になってそんなこと言うやつはいない。


ここでうまいな~と思うのは、山口は意見を言うやつの裏の真意までくみ取ろうとしているところだ。

言葉足らずの所を取ろうとしてくる。ただ、全てが正確という訳でもなく何回かはミスをする。

そこをすぐに謝れるのが山口のいいところであり人望の所以でもあるんだろうな。


ただ、残念ながら俺たち道化派は不利な状況に立たされている。

というのも、先ほど出てきた落合の「国の最先端技術でもワープ技術は実現できていない」という言質があるからだ。


だから俺たちは状況証拠で応戦するしかない。

「目的が示されていない」「じゃあ誰がAIなんだ⁉」とか弱いものだけど。

落合というド正論を述べるものがいる限り、こちらは弱い。

だけど、反対側の陣営だって納得がいっていないのはあるんじゃないだろうか。


「うい~かんぱ~い!」


頼む越智。お前は上限を知ってくれ。

あと吐くなよ?

可能であれば腕に抱き着かないでもらいたいのですが。

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