聞こえないフリ
キミに聞こえない程度で語ってた
キミの言葉、聞こえないフリをした
好きとつぶやいた
聞こえない程度で
あなたなら、どう思う?
僕はその言葉に聞こえないフリをした
ため息が飽和状態
分かっていてのこと
遠くの街の灯り
ひとつ、またひとつ
消えてゆく
いつもと変わらぬ風景
そのぶん、さみしくなるから
そのかわりに
やさしい思い出をココロに浮かべた
なつかしむ気持ちがいつも
中途半端でいるから
好きの気持ちも
ぼやけてしまう
キミに聞かせる思い
たくさん、なかったとしても
何かひとつ
想いがあれば
それだけでじゅうぶん
その前に
キミの言葉
ちゃんと聞くようにして