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06.Cake Face Act.1

 吾妻円が入学してから暫く、彼は自分の貧しさをひしひしと体感していた。隣はガンケース持った男女が談笑をし、テーブルには各々にカツカレーとジュースやお菓子を置いてある、一方の円は250円の素うどんと水に貰い物のタクティカルマスターの居場所は未だ化粧箱の中だ。円にとって今一番重要なのがサバイバルゲームをするに当たっての資金が足りないというところだ、サバイバルゲームに行くどころかゴーグルを買う決心すらついていない。周りが潤沢に金やアイテムを持っているのに自分だけそれらがなかった頃の苦々しい記憶は誰にしてももっているはずだ。

 裏を返せば未だ円自身がサバゲーをするかどうか定まってないことに他ならない。

 今日の授業は午前の2コマのみなので楽しく談笑している彼らをよそに家へと帰ろうとするが隣の様子が少しおかしい事に気づく、男女ともに複数名だと思っていたのが男が3人がかりで女の子に対して詰め寄っている、その雰囲気は異様で男たちの淫靡さや馴れ馴れしいボディタッチに比べ女の子は明らかに嫌悪していて周りは関わり合いになりたくなさそうに視線をそらしている。

 吾妻は一瞬、ほんの一瞬周りと一緒に視線をそらそうとした。

 だが新歓の時の自分とカブり、その次に部長の「君たちもいつか似たような(・・・・・)事で返してくれればいい」という言葉がリフレイン(反芻)される。似たような(・・・・・)というのは単に身銭を切るのではない、リスクを取っても同じサバイバルゲームをする仲間を助けるという事に吾妻はその時点で気づいた。

 そして次の瞬間、考えるよりも先に彼は隣の卓の前に立ち「やめなよ」と口にしていた。

 男たちの鋭い視線とその真中にいた大きな瞳が円を見ていた。


――――――――――――――――――――――――


 後藤希は学食で「アホくさい」と思いながらそれを顔に出さずに先輩方の自慢話を聞いていた。自慢話をするにしても主体性がなく浅い自慢話ばかり。辟易としながらも顔に出さずに希が全く知らない有名人と知り合いであったり親の金で買ったであろう高級装備などのつまらない話を彼女は聞く。聞いていて面白くない部類の話。

 ただ彼らは浅い自慢話をしようとも親の金で高級装備を買い集めようとも今後しばらくはおべっかを使わないといけない相手なのだ。

 理由は希の上司である鏡子がそうしろ(・・・・)と指示を出したからである。理由は鏡子の方で根回しをしてくれて新堂エリが登場するという手はずを組んでいる。

 前回喧嘩の仲裁をした眼鏡の先輩の3年生の新堂エリというところまで情報収集してから鏡子に報告し、当日の深夜にリストに上がった3名と仲良くしろと指示が出た。

 そして今現在仲良くしている最中なのだ。本心ではこいつらとは仲良く出来ないなと思いながら自慢話に対して苦笑いで応対をしている。3人が3人共希とヤる事しか考えておらず下卑た視線をしていたし最近ではボディタッチも激しくなっていた。希は「気持ち悪い」と思いつつも、それに対して抵抗はせず教えられたとおり男たちの欲情をそそる表情をする、嫌がり拒否しながらも少し感じてる表情をすることで男たちの嗜虐心を煽る。


「やめなよ」


 希はハッと顔を上げる。意思の籠もったその声に反し少年の様な顔立ちの男がそこに立っていた。


「彼女、嫌がってるでしょ。やめなよ」


「あぁん、手前にゃ関係ぇ無いだろ」


「希ちゃんは俺達のモンだから」


 男は彼らを見ながら続けた。


「見ていて不快なんだよ。大の男3人も集めておいてやることがか弱い女の子1人に寄ってたかってって、動物の求愛行動じゃないんだからもっと人間らしくやりなよ。それとナントカって有名人と知り合い? 親の金で買った銃を持っている? それがそんなに偉いのか?」


「盗み聞きしてんじゃねーぞ、チビが」


「あんなにデカイ声で騒ぎ立ててくれていたからわざわざ周りに自分のバカさ加減を触れ回っていたのかと勘違いしてたよ」


 男の正論返しに彼らが怒る。無理もない、彼らのコンプレックスを男は真正面から踏み抜いたのだ。親の金(・・・)しかノウのない落ちこぼれ、サバゲーも学業も中途半端でその上自己顕示欲や性欲は人一倍で問題ばかり起こす。鏡子から聞かされた彼らの情報だ。

 一方の男は堂々とした物言いや指摘をし、自分より大柄な3人に対し怯む様子もない。体躯こそこの場にいる誰よりも小柄だがそれを全く感じさせない存在感がある。

 男はハンドシグナルで「早く去れ」と希に指示を出す。ハンドシグナルの内容は希は習っていたががそうもいかない。これは鏡子(ボス)からの指示なのだ。知らないふりをしながら呆然としたフリをする。


「おう、そこの少年の言うとおりだな」


 男の後ろからのそりと色黒な大男が現れる、ハーフミラーのシューティンググラスと耳にまでかかる金髪のロン毛、顔だけ見ればゴツいチャラ男風の男だが彼の上半身から手指の先に至るまで鍛え抜かれた屈強な肉体がただのチャラ男だという事をこの場にいる全員の直感が否定する。


「兄ちゃんたち、ここは一旦俺に預からせてもらえんか?」


「あぁ?」


 彼らは新たな闖入者に対しても恫喝する。


「よく見てみろ。こんな衆人観衆の中で騒ぎ起こしたら兄ちゃんたちタダじゃすまないぞ」


 周りを見るとみな顔をひそめながらこっちを見ている、スマホをもって動画撮影している者もいる。


「兄ちゃんたちは手荷物持ってこの場から去る、それでいいな?」


「よくねぇ……」


 彼らの反論を遮るように大男は「あ、いいんだよ」と凄む。希も一瞬だけビクッとした。彼の言葉には凄みがある。

 彼らは大男の言うとおりに荷物をまとめてそそくさとその場を去った。


「ったく。あ、あいつら片付けしてねぇ!」


 そこでようやく大男の手にトレーが持たれている事に希は気づいた。


「もしよければここ使います? もう食べ終わって帰ろうと思ってたので」


「悪いな、使うぜ」


 隣の青年とハーフミラーグラスの大男と協力して後片付けを終えてその場はお開きとなった。希は指示を達成できなかった。ただあのセクハラ攻撃から開放され悪くない気分であった。


――――――――――――――――――――――――


 自室に入りようやくさっき起こった事に関して円は動悸が激しくなった。ベッドに倒れ込み、枕に顔を埋める。がんばった、よくやった。

 義侠心からか彼女を助けたものの正直言って恐ろしかったし恥ずかしかった、最初は映画のヒーローの様に喋りたかったがいつの間にか部長みたいな喋り方になっていたのは今更になって気がついた。影響を受けてる。


「あの子大丈夫かな?」


 さっきの事を思い出し男の1人が「サバゲー部」と言っていたのを思い出した。

 ベッドから這い出て、キャビネットからマメに様々な書類を閉じていたファイルを開いて、ある物を探す。しばらくしてから新歓の時にもらったビラを見つけた、このときばかりは自分のマメさを喜んだ。記憶にあったとおりサバゲー部のSNSのアカウントのQRコードがあった。

 QRコードを読み込みサバゲー部の公式アカウントをスマートフォンで調べると、運営者のアカウントがプロフィールに載っていて。「新堂エリ」というアカウントに飛んだ。ざっと辿ってみたがサバゲー関係の発言にいいねや拡散だけを押しているアカウントだった。

 円はノートを開き、サバゲー部の関係者らしき人が学食で不埒な事をしていた事それの被害者である女の子の名前が希である事、上級生らしき人に助けてもらった事などを箇条書きにし、文章化、推敲を行い、その文章を新堂エリにメッセージで送った。

 反応は思っていたよりもずっと早く帰ってきた。


 はじめまして吾妻様、新堂エリです。

 この度はご報告いただきありがとうございます、今回の件に関しサバゲー部で調査させていだたきます。

 ご迷惑おかけいたしまして、大変失礼いたしました。

 サバゲー部を代表し謝罪及び謝辞を申し上げます。

 サバゲー部 新堂エリ


 そのメッセージを見て円は自分の仕事は終わったと思い。テレビで予約した今日の午後ローを見ることにした、今日は「死にゆく者への祈り」だ。若かりしミッキー・ロークに逢いにテレビの前に座る。


――――――――――――――――――――――――


 希は授業を受けながら後悔をしていた、あの時無理をしてでも3人についていけばよかったと今になって思った。ただ同時に助けてくれた2人に対してそこまで悪い感情を抱いていなかった。助け舟を出した方はともかく最初に割って入ってきた方は中々の根性があった、1対3でハッキリとしたあの物言いも希は気に入った。だからこそ彼らの善意や勇敢さが憂鬱なのだ。やさしさが邪魔をする。

 3限目の授業が終わり気乗りしないものの成功しなかった旨を伝えようと教室を出たら目の前に新堂エリがいた。肩で息をしている彼女を見て希は少し驚いた。

 エリは希を探していたらしく見つけるとカフェテリアへ連れて行かれ、先程の件の聞き取り調査を行われた。


「まぁ、自分としては2人の助け舟にはありがたかったですよね」


 さて、ここからが希の手腕が試される。目の前のメガネのデカパイの先輩に気に入られなければならない。

 事前に練っていたアイデアを思い出す、それは鏡子や練兵場で教わった事ではなくマツケンからエアガン配線を学んでいる傍らに教えられた事であった。


「あ、あのっ。わたし、新堂先輩に憧れてサバゲーマーになったんです! そ、それでもしよろしければ新堂さんに色々教えていただけたらいいなと……」


 人に好かれる最も簡単な方法は憧れを直球で示す事だ。それを可愛らしく笑顔で言った、もしかしたら声が裏返ってたかもしれないし笑顔も引きつっていたかもしれない。でも希にとってはそれが最大限出来ることで彼らの善意や勇敢さに報いる唯一の方法なのであった。


「え、なに? アンタヒーローズとかに憧れて入部したわけじゃないの?」


「はい、わたしも新堂先輩みたいなサバゲーマーになりたいです!」


 食い気味で喋りつつ具体的な事はエリに一切説明しない、あくまで何処に憧れているかではなく憧れているという聞こえのいい上っ面だけを全面に押し出す。マツケンに教えてもらった話術だ。


「じゃあSNSでも交換する?」


「はい、是非!」


――――――――――――――――――――――――


 死にゆくものへの祈りのエンドロールまで見て円はミッキー・ロークの渋さに当てられた。通販番組を眺めながらふと家の近くにガンショップがオープンしたのを思い出した。思い出してしまったのなら居ても立っても居られず、自転車を走らせてそこ(・・)へ向かう。サバゲーをする決心はつかないものの見るだけだと心に決める。

 去年の夏頃までは陰鬱そうな白い外壁の物流倉庫だったが秋になる前に売りに出され、冬が空ける前から改装が入ったその建物は円は勝手にスプラトゥーンと呼んでいた。黒地に赤と黄色と水色の原色カラーを塗りたくった様な看板から勝手にストリートスポーツのお店だと思っていた。店の前には円の好きな普段中々売っていない紅茶のある自販機と「掲示内容募集中!」とこのテの店にしては可愛らしい文字で書かれたガラス張りの掲示ボードがあった。

 自転車を掲示ボードの前に停め円は意を決し店の中に入る、中も去年までの陰鬱な感じはなく壁は一面黒地で部分部分にコルクの多孔ボードが使用されている、床も紺色の絨毯敷で通路はとても広い、天井はとても広く上から等間隔で白熱球の照明がぶら下がっている。


「すごい……」


 円は息を飲んだ。前回のBIGHITにあったガンショップもすごかったが今目の前にしている事を加味しても明らかに規模も凄さも上である。


「いらっしゃい」


 振り返ると店員らしき痩せぎすの男が円の後ろにいた。その男は何処と無くベテランっぽさを円は感じた、髪の毛はくせっ毛でニヒルな笑みを浮かべている表情を浮かべ手足の長い身体は少し屈みながら円をに挨拶をする。


「す、すごいですね」


「ありがとう、ごゆっくり」


 店員はにこやかに笑ってそう言うとカウンターに戻った。

 店の凄さと反比例して客の入りは少なく円以外に誰もいなかった。円は気にはなったもののそれを気にせずに店を見て回ることにした。長物のコーナーからハンドガン、ギア類からホルスターと向かっていき、ある売り場で足を止めた。

 その棚一面には様々な仮面やシューティンググラスが置かれていた、ゴーグル売り場だ。前回のシイちゃんの紙芝居や田所や加藤の助言を思い出す。

 円はかばんの中からノートを出し読み返す、サバゲーから帰った後に復習がてら清書し、自分の解釈で書いたたそれに優先順位はゴーグル、ガスとBB弾、グラブ、ガンケース、BBローダーと以下続いていた。

 ノートを見ていた円はここで装備を整えようと思い立った。値段を見ていると高いものの値段を選べば今の円でも余裕で買える物もあった、理想はホルスターが欲しかったがそれをあえて抑えゴーグル、ガンケース、BB弾とBBローダー、ガス、それと余裕があればなにかもう一つ買うことにした。

 ノートにはゴーグルは「仮面型の方がいい」と書かれていた。「仮面型ゴーグル」一つとってもここには様々なタイプが売っていた。

 加藤が付けていたようなシンプルで手に取りやすい値段のシンプルなものから、ミリタリーチックなゴーグルとフェイスガードがセットになったもの、特殊部隊で使われてるようなケブラーマスク、フルフェイスゴーグル、それ以外にもエイリアンの顔、京劇の仮面、死者の日のマスク、SFみたいな派手な色合いのフルフェイスマスク等がある。

 ゴーグル売り場から一旦距離をおきガンケース売り場へと向かっていった、ガンケースも大小様々な物ハンドガンがかろうじて入るものやスナイパーライフルを入れても大きさに余裕がありそうな物まで多数ある。足元に目をやると「初心者応援特価品!」と書かれたPOPがありそこにあるそこそこ大きくハンドガン以外にも小型のSMGも入りそうな四角いハードケースがあり、手にとって見ると思っていたよりしっかりとしていて表面には「MTM808」と印刷されている。

 開け方が一瞬わからなかったが把手の左右にある突起をひっぱるとすんなり空いた、閉めるのにもコツがいるがすんなりと閉まった。悪くない、安心する固さだ。

 そうしてからウェア売り場隣のグラブコーナーを見る、シンプルなものから革手袋、手首にホールド用のストラップ手の甲や指部分にプロテクターのあるもの、なぜかミトンやゴム手袋まであった。そこで目についたのは1000円ながら手首にボタン式ホールド用ストラップと手の甲と指部分にプロテクターのある革手袋だ、本革製で縫製もしっかりしていてなんでこんないいものが1000円なのかと思い手に取ると理由がわかった。ゴツいプロテクターで気づきにくいが明らかに成人男性向けの大きさではない、サイズ表記を探し見てみるとSサイズと書かれていた。他のサイズは5500円であった。

 円は試しに付けてみる、すると程よい締めつけ感があり指の長さもフィットし動きも付けてない時と同じ様な感じであった、ストラップもパチリとつけると程よいフィット感とホールド感が増した。

 そのつけ心地に感動を覚えながらも改めてゴーグル売り場に戻る。

 やはりゴーグルが最重要だ、フルフェイスになると2000円以上を超えてくる。その中でも安いながらも曇り止め付きのサンセイ製フルフェイスゴーグルの黒色を手に取る。2860円だ。

 そこからBB弾とガス、小さめのBBローダーも加える。

 少し予算オーバーしてしまうものの円は悩みながらもそれら全部とグラブも買う事にした。

 店員が精算を行い、大きめの袋を抱え円は外へ出た。

サバゲー解説


なぜガンケースが必要なのか?


銃に傷やよごれがつきづらくなる

結構馬鹿にできないものでその辺に放っておいてある銃よりも明らかに状態がいいまま保管できる

また外装以外にもバレル内部や可動部位にもよごれがつきづらくなりエアガンとしての寿命延長にも貢献でき銃にも愛着を持てるであろう


銃を即座に撃てないようにするという事

たとえばかばんの中に無造作に入れた場合とガンケースにしまってガンケースを手に持ってる場合であればかばんの中に無造作に入れた場合の方が多分早く撃てるであろう

結構重要な事でエアガンは銃のおもちゃであるが故に不用意に公共の場で出したりしてはよろしくないし、即座に撃てる状況で所持しているのも良くない

警察や施設職員などから職務質問を受けた際にかばんの中に無造作に入れていた場合良からぬことに使うとあらぬ嫌疑をかけられる事もある

これは作者の実体験であるが何度かエアガンを所持している状態で職務質問を受けた事があり当時はガンケースにしまって外鍵の南京錠までつけていたため普通の職務質問で終わってエアガン自体には特に触れられなかった事が複数回ありうち一回は外鍵をつけている事を褒められもした


運搬しやすい

ライフルなど大きいものになると外箱で運ぶにはかなり苦労する、大抵運搬する用に作られておらず蓋と底で分かれている場合が多いためバンド等で結ばないとほぼ不可能と見ていい

加藤環が持っていたようなライフル用のガンケースであれば重い、大きい程度で済みもはやライフルクラスの運搬にはガンケースは必須である


自己表現の1つ

サバゲーギアとはサバゲーにおいての自己表現の一種だと思っている

たとえば10人のサバゲーマーが集まったとして示し合わせない限り皆それぞれの個性で選んだガンケースを持ってくるであろう

そしてその中にはステッカーやベルクロパッチ等で彩ったり、また軍用装備としてのリアリティを再現したり、見た目ではなく実用に振り切りひとつのガンケースで3本のライフルを同時に運搬したり、エアガン以外の装備もガンケースで運搬したり等、運用思想は千差万別である

そしてガンケースはサバゲーイベント以外でも堂々と持ってきていいサバゲーギアのひとつでもあり街中でも持っていて違和感のない数少ないサバゲーギアでもある

もしサバゲーやエアガンで自己表現をしたいのであれば銃本体をカスタムした後は遅かれ早かれ必然的にガンケースに行き着くのである

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