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嘆くな、俺たちには旧正月がある!(題材:旧正月)

 師走、この時期になると日本人は非常に忙しくなる。決算、受験、クリスマス、忘年会、大掃除…そしてお正月、とにかく時間が足りない!

 けれども、このお正月だけに限っていえば、猶予があるかもしれない。こんな言葉を耳にしたことはないだろうか?

 それは「旧正月」。

 アジア各国では毎年されているこの行事も、日本では明治を初めとして、現代日本では全く行われなくなった。

 しかし、ここで考えてみて欲しい。私達がいつもしている太陽暦の正月はたったの150年ぐらいしかないということ、そして、太陰暦の旧正月はそれよりも千年以上積み上げた歴史があるということ。日本人としては旧正月の方が馴染み深いのだ。

 もしあなたが師走のあまりの忙しさのせいで嫌な思いがあるのなら、旧正月に合わせて正月飾りをしたり、神社を訪れてはどうだろうか?

 普段の年とは違う、小さな日本が見つかるかもしれない。



 作者の解説兼感想

 スーパーのクリスマスが終わった後のお正月切り替えはなんか情緒がなくて好きじゃない。どうもアトリエスタです。

 この作品は私が日常で思ったこと薦めたいものをレビューしてこうかなーという緩いエッセイ企画です。不定期ですし面倒くさくなったらレビューしなくなるかもしれません(おい)。まあ、読んで下さる方の軽い暇潰しにでもなれればいいなと思います。宜しくお願いいたします。


 さて、では解説&感想をしてきますか。ソースはガチガチに固めていないんでそこのところは仏の目で見守って下さると嬉しいです。 


 そもそものことの起こりは、新政府(明治政府)が役人の給料を月給制にしたこと、新政府ができたばかりで貧乏だったことが原因でした。

 当時までの太陰暦では一年12カ月に閏年を足した13カ月でした。しかし、月給制に移行したことで閏年分の13カ月まで給料を払うことになるので、12カ月しかない太陽暦を導入し、節約したということです。


 うん、日本の神様達は怒っていい。


 いや、欧米やロシアの植民地の地獄を避けるために必要だったろうけど、なんだかなあ。

 CLAMPさんの漫画の「XXXHOLiC」での正月のことを思い出します。経緯が経緯だから、今ならもう太陰暦に戻してもいいんじゃないかな。ああ、いまだと太陽暦での生活だから難しいでしょうけどねぇ、ままならんもんです。

 でも、日本の伝統的なことや風習は太陰暦で行って来たから、長い目で見たらそっちのほうがいいとおもうんだよなあ。って、もうこのはなしここまでにしますか。


 正月に掃除やら準備やら間に合わなくて、今年のスタートダッシュミスった、もうダメだーと思っている人は旧正月、2020年でいうと1月25日に改めてスタートダッシュ切ったらいいと思います。

 みんな忙しいのに疲れた顔を押し殺した人が大量に神社に来たら、神さんも困ると思うし、やっぱり元気が一番よ。

 というわけで、ほなさいならー。


PS

年末にインフルエンザA型に掛かりました。なので掃除とかお飾りとか終わってない、でも体はきつい眠い。

もう旧正月に回すしかねぇ!が今回書き始めた理由です。

ちゃんちゃん

 


 


 


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