断章
159、断章
散らかった部屋に佇むとき 君は今と過去を較べるのだろう
何がきっかけで道を誤ったかは 誰にも分らないものだから
ハッピーエンドの物語の本 その厚さの通り 重たい本を
一冊ずつ 棚にしまっていく 心は少しだけ軽くなった気がする
幸せなんて掴もうと 追いかければ 追いかけるほど
遠のくものだと諦めていた
何気ないとき いつも君を 名も知らない誰かがみてる
人生というストーリーの断章を ささやかに抱きしめて
たくさんの小石 蹴りながら 君は吹いた風に儚さを覚え
音もたてずに舞い散る桜見て 無性に涙の数を数える
光を探す現実は 人の嘘と背中合わせ
或るときに君は迷うのだろう
信じることを忘れないで ずっと目指してきたゴールへと
辿りつける そのときまで 大切な人 連れて 抱きしめて
幸せなんて掴もうと 追いかければ 追いかけるほど
遠のくものだと諦めていた
何気ないとき いつも君を支え 助けてくれる誰かを
信じてあげて 忘れないで ずっと目指してきたゴールへと
辿りつける そのときまで 簡単にやめようと思わないで
人生というストーリーの断章を ささやかに抱きしめて
人生という長い長いストーリーのほんの短い間に、
人は挫折を知り、涙を知り、本当の自分を知る。
幸せかどうか、そんなの関係ない。
支えてくれる人を大切にし、名前も知らない人と生きる。
苦しくて辛い断章は、幸せの結末につながっているんじゃないかな。




