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恋人ができて初めての学校の日が大変だということを知らなかった件(上)

 いつも起きるべき時間より少し早く、俺はいつもとは違う布団で目を覚ました。

 というのも昨晩の件があってから、鈴蘭が横で一緒に寝るという約束をしたためである。そう、俺の隣には今、愛しの鈴蘭が眠っている。その寝顔は昨日の般若の面のような顔をしながらの激怒とは対照的に、女神のごとく美しく綺麗な寝顔をしていた。

 あの後やっと俺から唇を離してくれたと思いきや、美衣と、そして何故か俺にも小一時間お説教をされた。さらにその後美衣が寝たのを確認して、さらに30分ほど俺と鈴蘭との会談が繰り広げられたりもした。その他にもいろいろとあり、結局鈴蘭とともに寝床についたのは時計の針が直角になっていた頃だったと思う。

 ちなみに会談の内容は、鈴蘭が今後最低3日間は俺と一緒に寝るという約束と、気の迷いでも美衣に手出ししたら二度とそんな気が起こらないようにするという脅迫めいた勧告をされたことの2つだ。今思い返せば、会談というには俺はほとんど言葉を口にしていなかったような気もする。だが、それで風呂場での件は特別に許してくれるということだった。言わずもがな大好きな彼女の提案だったので、迷うことなく俺はその2つを受け入れたのであった。

 すやすやと寝息を立てている鈴蘭を横目に、こんな光景がなんとなく馴染み始めている自分がいることを自覚する。たった3日間という、短い時間で今まで以上に距離が縮まったということなのだろうか。いくら幼馴染でも、恋人同士になるというステップに至らなければあり得なかったことなのだろうと思う。

 それに鈴蘭が恋人になってからというもの、何もかも知っているはずだった彼女は、それはもう積極的になったような気がする。家に招き入れて泊めるどころか、こうして一緒に1つの布団に入るなど、ついこの間までの自分が想像していただろうか。きっと俺たちのことをよく見ていた透子たちでさえ想像していなかっただろう。朝起きて隣の恋人を見て、人生とは何かと急転する場面で構成されているのかもしれない、などという哲学じみた発想に至るほど予想外の連続である。まるでアニメの主人公にでもなった気分だ。

 そんなことを思っていると、すぐ横の鈴蘭がむにゃむにゃと目を開けた。

「……んにゃ……真司おはよお……」

 まるで猫のようだった。

 可愛い可愛い俺の彼女は、ぐっと伸びをして、俺に向き直る。はだけた服の隙間から見える鈴蘭の肌がとても眩しくて、反射的に目を逸らしてしまう。目には少し眠さが残っていたが、その視線ははっきり俺を捉えていた。

「おはよ。やっぱり眠いか」

「まあね……3時間くらいしか寝てないし。真司、ん」

 鈴蘭は目を閉じて、顔を少しだけ突き出す。今まではしてこなかった態勢だ。これは一体何を求めているのか……。

 そんな呆けた顔をした俺の心中を読んだのか、鈴蘭は呆れた様子で顔のある一点を一気に俺の唇に押し当てる。

 柔らかさが俺の唇に広がっていく。いくら一緒に寝るのが馴染んできたとはいえ、その感触は何度感じても新鮮に感じるというか、脳がふやけていくような錯覚さえ覚える。完全に鈴蘭にペースを握られた俺は、ただただ愛しい人に唇を蹂躙されるしかないのであった。

 その永久に続くようにすら思えた時間は、もう1人の少女が突如部屋に入ってきたことで凍りつく。

「おはようお兄ちゃんお姉ちゃんに襲われてな……い……」

 俺と鈴蘭を起こしに来たのであろう美衣は目を点にして、唇を重ねている2人を前に呆然としていた。そこで俺は美衣に絶叫を上げられるものだと思っていたのだが。

「お、お、お、お邪魔しましたー……」

 美衣は顔面蒼白といった様子のままきびすを返して部屋から離脱した。きっと姉と血は繋がっていないとはいえ兄と呼ぶ男女が、扉を開けた先で朝からキスしているなんて想像もしなかったのだろう。しかし、本当の理由はそれだけではなかったようだ。

 俺が唇を合わせたまま鈴蘭の肩を見ると、そこにはさっき少しだけはだけていた服が存在しなかった。よく見ると胸のあたりでつっかかっている。

 俺は慌てて目を閉じている鈴蘭から顔を離した。

「すすすす鈴蘭!服!服う!!」

 鈴蘭は、ほへー、とでも言わんばかりの顔をしている。

「あはっ、真司、ぎゅーっ」

「わわっ、わわわ!」

 鈴蘭はそのもはや着ているといっていいのかわからない状態の服のまま、俺に思い切り抱きついてきた。

 これはあれか、昨日の仕返しなのだろうか。鈴蘭の寝起きの少し冷えた体温が伝わってくる。そして半分露わになっている柔らかい感触も……。

 これまた何度も同じことをしているはずなのに、俺の体は飽きるということを知らない。少し冷えた体に抱きしめられているのに、俺の顔が炎を噴くかのように熱いのを感じた。俺はただ頭から上で焦るのみで、鈴蘭を引き離すにも力が入らない。完全に体が喜んでしまって動かないのである。俺は自分でも驚くほどあっさり、そのまま鈴蘭に身を委ねてしまう。

 その鈴蘭との体温交換は、そのまま目覚まし時計が鳴るまで続いたのであった。



 俺たちは身支度を済ませ、朝食をとっていた。

 例のごとくテーブルを3人で囲んでいるのだが、俺は美衣が放つオーラで押し潰されそうな気分である。やはり原因はあれなのだろう。俺は美衣から伝わる殺気のようなものを身に浴びながら、鈴蘭の焼いてくれたトーストを口にする。その味はジャムのおかげで甘いはずなのに、俺の舌はそれを感じる余裕もないらしい。

 すると寝起きだったせいでよく覚えていないのであろう鈴蘭が、いきなり爆弾を投げ込んだ。

「ねーねー真司、今朝何かあった?私真司に抱きついてたことしか覚えてないんだけど」

 嘘だろ……これ言っても言わなくても鈴蘭か美衣かが大騒ぎするじゃないか……。

 そんなどうすることもできない地雷を前に、俺は脇の下に嫌な汗をかきながら黙り込むしかない。しかし、静かに食を進めていた少女がそれを思い切り踏み抜いていった。

「お姉ちゃんおはようのちゅーしてたもんねー。それも私が部屋に入ってきてもやめないくらい熱烈に。服まで脱がせちゃってさ」

 うわあああああ美衣のばかやろおおおおおおおおお服は脱がせたんじゃねええええ!!!!

 そんな俺の心を読んだのか、美衣は俺に黒い笑みを向ける。その目は数年ぶりに再会した2日前のあの時のように、俺を蔑み罵倒する時のような気を放っていた。例えるとするなら、悪魔になりかけの小悪魔の目である。とても怖い。

 困りに困って、衝撃の事実を突き付けられた愛しの彼女の方を見れば、鈴蘭は鈴蘭で顔を真っ赤にしていた。昨日は「ただいまのちゅーかなっ」などとナチュラルにキスをしてきたというのに、何故だ。

 すると目の前の小悪魔は、恐怖を感じるような笑顔のまま、さらに追い打ちをかけてくる。

「あれーお姉ちゃん、もしかして他になんかいやらしいことしてないかなーなんて思ってるう?朝から半ストリップなんてやるねえ!お兄ちゃんすっごい嬉しそうだったんだから、気にしなくてもいいと思うんだけどな~」

 美衣は鬼畜のごとき追撃を姉に浴びせていた。確かにそういうことなら納得がいく。妹の図星を突く発言のせいか鈴蘭の赤面はさらに輪をかけているようで、俺でも初めて見るくらい深紅に染まっている。俺も確かに嬉しいというよりかは喜んではいたが、それにしてもこれはやりすぎである。

「美衣、いい加減勘弁してくれ。鈴蘭が茹で鈴になる」

 俺は鈴蘭が可哀想になってきたので、そろそろ美衣を咎めることにした。

 しかしそれに対して美衣は、にやにやしながらとんでもない返事をしてくる。その顔は完全にこの状況を楽しんでいた。

「いいじゃないお兄ちゃん、食べやすくなるよ?」

 どう考えても卑猥な方の意味だった。

「いやいやそういうことじゃなくてだな、鈴蘭が可哀想になってきた」

「はあ……仕方ないなあ。まったく朝からとんでもないもの見せられちゃったんだから、代わりに責任とってよね」

 どきり、と俺の胸が鳴る。何故か俺は、美衣から「詫びちゅー」などと言ってせがまれる気がしたのだ。

 もちろん、そんなわけもなく……。

「この間おいしいアイス屋見つけたから、そこでおごって?それで勘弁してあげるっ」

 まったく自惚れもいいところである。いや、だけど「責任とって」っていうのはつまりそういう感じのことじゃないのだろうか。無意識に昨日のことを思い返すと、顔が赤くなるのを止められない。俺の心の中には、がっかりしてしまう自分がいた。それが表情に出たのか、鈴蘭と美衣両方が俺の目を不思議そうに覗き込んでくる。

 鋭い美衣だけはすぐに理解して、その顔を俺の耳に持ってくる。

「もしかしてお兄ちゃん、お姉ちゃんだけじゃ満足できないの?」

「ばっ、そんなわけないだろ!」

「その割には随分がっかりしてたみたいだけど?」

「そ……それは違う!違うからな!!」

 俺は美衣に完全に遊ばれていた。そうしていると機嫌がよくなったのか、美衣は昨日のような笑顔を取り戻してくれていた。やはりこの娘はドSである。俺はそんなしたくもない再確認をしてしまい、美衣にこれからもこうやっていじめられるんだろうなと思うと、背筋がぞくっとするのを感じる。美衣のおかげで、新たな扉が開くような予感がした。できればそのまま閉じたままでいてほしい。

「もうっ、真司も美衣も何話してるのー?」 

 こそこそ小声で話している俺たちが気になったのか問い詰めてくる鈴蘭の顔は、さっきまで真っ赤だったのにいつの間にか普段通りの血色を取り戻していた。

「お姉ちゃんの恥ずかしい秘密かなっ」

 いやいやそんなことまったく話してません。そんな突っ込みを入れようとした時、鈴蘭は再び顔を赤くして、美衣に詰め寄っていた。

「ちょっ!美衣!やめてよ!」

 ぽこぽこと美衣の頭を叩く鈴蘭は、デフォルメされたキャラクターのようでとても可愛い。少しの間叩かれていた美衣が、なんとかその場を離れようと抵抗を始めた。どうやら俺と本気ではないとはいえ怒っている鈴蘭を2人きりにしたいらしい。

「あーあー、お姉ちゃんお兄ちゃんとラブラブなんだからいつかわかることでしょー!」

 だからそんな話してないって。

「だからお姉ちゃんそんな怒らなくてもいいじゃないー!あー私もう学校行かなきゃー!」

 後半がちょっと棒読みになってるぞ。だが美衣は、俺にそう突っ込ませる隙を見せず駆け足で学校へ向かっていった。ちなみに漫画のように口にトーストを咥えていたのだが、俺はそうして交差点の角で運命の男の子とぶつかったりしたらな、と美衣の幸運を心の中で祈る。

 残された俺と鈴蘭は、鈴蘭に文句を言われながらも、食事の片づけをして2人揃って家を出たのであった。



 家から徒歩で20分くらいのところに、俺たちの通う高校はある。その近辺には、そこそこ賑わっているエリアの自宅からたった20分歩いてきたとは思えないほど何もない。あるとするなら、それは一面の田畑と、学校の真裏にある誰でも入れるようになっている山である。そのせいか、学校の前の道には「地獄の坂」と呼ばれる、30度はある坂道が200メートルほど続いている。入学したての新入生は、その坂道に慣れるところから学校生活が始まるという伝統があるのだ。

 高校生活も折り返しが近くなれば、足は嫌でもその「地獄の坂」に馴染んでしまう。我が校の陸上部員は全国大会に行く猛者がわんさかいると有名になるほど、脚力も同時につくのである。たった1人、俺とずっと一緒にいる女の子を除いては。

「はあ……はあ……着いたあ……」

 鈴蘭は学校に来るたびこう言うのである。なぜこの娘は坂に慣れないのか、それは未だに謎である。だがそれが、この娘はか弱いから守ってあげたい、という学校中の男子の共通の惚れポイントになっているのは間違いない。もっとも、今は俺の大事な彼女なわけだが。

「お疲れさん、いい加減慣れないのかねえ」

「こんなバカみたいな急勾配に慣れる方がおかしいよ……」

 鈴蘭はふうっと息を整えると、俺と肩を並べていつものように笑顔で校舎へ入っていく。しかし1つ違うのは教室に入っていくのも一緒、ということである。普段は友達を見かけると俺を置いてけぼりにしてその娘へ駆け寄っていくが、今日はそんなことはなかった。教室では前後の席ということもあっていつも一緒にいるのだが。  

 変わらぬ毎日と同じようで違う一幕を、鈴蘭を狙う男どもは見逃さない。仲良く話しながら教室へ入っていくまで、いや入ってからも、1人や2人ではない数の殺気にも似た視線を感じていた。ただその視線を向けなかったのは、俺たちの共通の親友2人である。

「おっす真司とすずちゃんっ、今日はいつも以上に仲良しだねえ!一緒に教室に入ってくるなんて……」

 言いかけたところで、祐介のみぞおちに強烈なフックが入る。祐介はそこから、しばらく被弾箇所を抱えて悶絶していた。言うまでもなくその鉄拳の持ち主は、いつも余計なことを言う祐介を力で止める透子である。透子は、できるだけ俺と鈴蘭の仲を大っぴらにはしないようにしてくれるつもりらしい。祐介には悪いが、学校中に起こったであろう大混乱を回避してくれた彼女に片手で礼を表す。

「まったく困ったものね。いつになったらその無駄口を叩く癖は治ってくれるのかしら」

 溜息混じりに誰もが答えられない問いを独り言として呟く彼女は、息も絶え絶えの祐介をまるでゴミを見るような目で眺めていた。透子は美衣とは違った方向でサディスティックなヤツだな、と祐介に憐れみの目を向ける。美衣が銃使いだとするなら、透子は剣士といったところだろうか。鈴蘭は、いつもの調子の2人を苦笑混じりに見ているのであった。

 祐介と透子も俺たちと席が近いので、休み時間はよく4人で談笑する。無論、授業が始まるまでの時間も例外ではない。今回の話題は、いつの間にか誰にも聞こえないような声でしか話すに離せない、俺と鈴蘭の近況報告になっていた。と言っても、ほとんどは昨日ばったり会ったところで話しているので、ほとんどの内容は昨日以上にディープなものとなる。

「で、真司とすずちゃんどこまでいったの??ちゅーまでいった?」

 周りに聞こえないぐらい小声だったため聞かれることはなかったようだが、早口で言っていたため、透子が出しかけた咎めの手刀は間に合わなかった。透子はいつものクールな表情に悔しさをにじませている。祐介もただの口が軽いアホではなくなってきているようだ。

 祐介の問いに、俺は待ってましたとばかりに淡々と答えていく。もちろん、他に聞こえないよう小声で。

「ああ、いったよ?何回もしたよ?」

 その爆弾発言に2人は一瞬で硬直した。してやったり、と俺は心の中で快哉を叫ぶ。隣で至近距離にいる鈴蘭は、顔を赤らめて頬杖をついている。

 静かな爆発が落ち着いて、まず最初に口を開いたのは透子だ。

「真司くんと鈴蘭、熱烈ね。ちょっとだけ羨ましく思ったわ」

 普段冷静沈着な透子が目に見えて動揺しているのを見るのは、なんともいえない爽快感を感じた。羨ましく思ったって、つまり普段のクールさとは裏腹に、恋に関してはそういう情熱的な愛に憧れているのか。なんというギャップ萌え。

 しかしこれが逆の立場ならば、俺はきっと壁を何枚も正拳突きで破壊していたに違いない。俺がやっていたのは、先生になる前の斎藤先生に少しだけ教えてもらった柔道と合気道だけなのだが。

 祐介は羨ましそうな顔をしてまだ固まっていた。自分で振りまいた種に自分がやられるというのはどうなのだ。それだけ予想しなかった実がなったのだろうか。そう思っていると、鈴蘭が祐介の目を醒まさせてくれた。

「そういえば祐介くんは好きな娘とかいるの?祐介くんって意外とモテそうだし、そんな娘すぐできそうな気がするよ?」

「……世の中って1番ほしいものが手に入らないようにできてるんだぜ……」

 意味深なセリフとともに、祐介の目が一瞬冷たいサディストを捉えたのを俺は見逃さなかった。それに気づかなかったのは、どうやら透子本人だけらしい。アニメかよ。

「ははーんそういうことか。お前も大変だな」

「ねー。でも意外と祐介くんなら、頑張れば心鷲掴みにできそうだけどねー」

 容易に察しがついた俺と鈴蘭は、即座に祐介を攻撃する態勢に入った。攻撃といっても、直撃はしないように、だが。

 どういうことかわかっていない祐介と透子は、きょとんとした様子で俺たち2人を交互に見ている。それを見て、祐介の恋が成就するのはまだまだ先みたいだな、と内心心配に思う。成就するのは俺たちが結婚とかする頃なんじゃないだろうか。子供産まれた頃か?どちらにせよ今週中でないのは間違いない。

 そんな話をしていれば、朝のホームルームが始まったことを告げるチャイムが鳴る。それとほぼ同時に担任の斎藤先生が入ってきて、今回の話は一旦おしまいということになった。その時俺が、祐介の恋事情にばかり気を取られていたことを後悔することになろうとは、まったく想像しているわけがないのであった。

 どうも、毎度おなじみつぼっこりーです。いつもお読みいただきありがとうございます。

 今回は(上)とあります。はい、続きます。やはり続きものならサブタイは(上)とか(下)とかの方がいいんじゃないかとか思ったのです。これからはこんな感じのサブタイにしていくつもりです。どうぞよろしく。

 次回が(中)となるのか(下)となるのか!それは私がいかに書くかによります。はい、ぶっちゃけ気分と技能があれば長くなります。精一杯頑張ります。

 それでは今回はこの辺で。みなさんの暮らしが楽しく明るいものでありますように。また次回、読んでいただければ幸いです。

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