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プロローグ セイルの旅立ち

とある大陸のはずれにある小さな村、コロネ村、


そこにセイルという少年がおりました。


セイルは毎日畑を耕す両親に育てられ、立派にすくすくと成長しておりました。


顔もそこそこよく、体格もよかったため、村でもそれなりに人気者で、女の子にもそこそこモテておりました。


セイルが18になる頃、事件は起きました。


大陸の首都から、勇者募集のおふれが出たのである。


おふれにはこう書かれていました


『ルピ族の末裔が生きていることが判明、これを放置していては再び人類がルピ族に支配され、家畜同然の生活を送らねばなりません、ルピ族を退治する勇者を募集します。見事ルピ族の親玉を討ち取った者には王様からすばらしい褒美があります。』


「ルピ族ってなに?」


夕食時にセイルは尋ねた。


「1000年前に世界を支配していた種族よ。私たち人類も支配されていたわ。それはもう家畜同然の扱いだったみたいよ。」


母親のマリコは答えた。


「だが、支配されていた種族たちが決起してルピ族を絶滅にまで追い込んだんだ。それはもう激しい戦いだったらしい。」


父親のガイストは続けて説明する。


「へえ」


別に興味なさそうなセイル。話はそこで終わった。


だが、次の日、


「おい、セイルはどこいった?」


「そういえば朝から見ませんね。」


机の上に置手紙が置いてあった。


『勇者になってきます』


それがセイルの冒険の始まりであった。


~プロローグ終わり~



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