SPACE CLACKIN'
プラネタリウム行きたくなりました。
虚ろを伝い 鼓膜を衝く
星鳴りと 闇の軋み
耳は疑うより 澄ませるものだと口を揃えた
七星の預言者どもは
たわわなたわごとを
渡された原稿を読みあげるように謳うけど
あたまのなかはピーマンみたいにからっぽでさ
くちのなかに挽き肉を詰めてやるから
ちょっと だまっといて!
あたしが聴かなきゃなんないのは
天球を廻す星時計を刻む
13本の針の黒幕たる88の歯車
天宮を廻る星馬車を曳く
ユニコーンでペガサスなケンタウロスの蹄
あぁ なんて
御伽噺より嘘くさくて
儲け話より胡散くさい
だからこそ こんなに素敵なんだろう
うっとりと瞑るままだった目を
ひらいて見あげれば
聴こえないふりして まともぶってた
きのうまでのあたしを
1等星から劣等星まで
星くらまんじゅうの夜空が
きらきらと笑い飛ばしてくれた
聴こえる?