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受け継ぐ店
ガチで書いてみた。
俺の名は魔王ハデス。
かつては異世界で魔王をしていた。
だが今は・・・。
「おい!ハデス!」
老舗料亭の料理人として毎日腕を奮っている。
「はい!何でしょうか!」
俺は大将の松永さんを見た。
「おめぇも板前になって8年だな」
そう松永さんは俺を見た。
「はい!」
俺はドキドキしながら片手を拳にした。
「お前にこの翔鶴を任せる!」
松永さんは俺にそう言った。
「えっ?」
俺は松永さんの一言に驚いていた。
身寄りのない俺を拾って料理の基礎から教えてくれた松永さんの一言に驚きが隠せなかった。
「お前は昔からよく頑張ってきた。だからこの店をお前に任せたい!」
松永さんは俺にそう言った。
俺はその一言に涙を流した。
魔王だった頃の俺には考えられない事だった。
「わかりました!」
俺は頷いて松永さんの片手を掴んだ。
「この翔鶴は俺が守っていきます!」
ここから俺の料亭の物語が始まった。
プロを目指してみます!