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異教徒、トルコ説話の一片 The Giaour, A Fragment of a Turkish Tale. (1813)  作者: バイロン卿ジョージ・ゴードン George Gordon, Lord Byron/萩原 學(訳)
異教徒 vs 太守ハッサン
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独白

「そうだ、レイラは波の下に眠っているところ、

 あ奴の墓ならもっと赤くしてやるところだ。

 彼女の魂よく(はがね)穿(つらぬ)

 重罪人すら心を動かし。

'Yes, Leila sleeps beneath the wave,

But his shall be a redder grave;

Her spirit pointed well the steel

Which taught that felon heart to feel.

 奴は預言者に呼ばわった、その力は

 効かぬ、復讐に燃える異教徒には。

 奴はアッラーに呼ばわった、その言葉

 聞き入れられず、流されては。

He called the Prophet, but his power

Was vain against the vengeful Giaour:

He called on Allah - but the word.

Arose unheeded or unheard.

 愚かなり、回教徒よ!レイラの祈り

 届くものなら、叶うとでもお前の願い?

 此方は時機を見守った、この連中とでも手を組んだ、

 裏切り者が捕まる番だ。

Thou Paynim fool! could Leila's prayer

Be passed, and thine accorded there?

I watched my time, I leagued with these,

The traitor in his turn to seize;

 我が怒りも滅んだ、することは済んだし、

 あとは帰るばかり……一人きり。」

My wrath is wreaked, the deed is done,

And now I go - but go alone.'

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