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異教徒、トルコ説話の一片 The Giaour, A Fragment of a Turkish Tale. (1813)  作者: バイロン卿ジョージ・ゴードン George Gordon, Lord Byron/萩原 學(訳)
異教徒 vs 太守ハッサン
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続いて、何かが沈められる。

陰鬱に投げ込まれ、ゆっくりと沈んでいく、

静かに波立ち、その(さざなみ)岸まで届く。

Sullen it plunged, and slowly sank,

The calm wave rippled to the bank;

沈んでいくのを見守っていた、

潮流に何か動いたように思った。

I watched it as it sank, methought

Some motion from

もっと足掻け、…いや光線だったか

動いている潮を四角く刻んだ。

Bestirred it more, - ‘twas but the beam

That checkered o'er the living stream:

視界から消えるまで見守っていたら、

小石が沈む時のように波は退いていった。

I gazed, till vanishing from view,

Like lessening pebble it withdrew;

白の一点、いよいよ小さく

潮を散りばめ、見えなくなって。

Still less and less, a speck of white

That gemmed the tide, then mocked the sight;

眠りについた隠された秘密はすべて

知るのは深海の精霊たちだけ。

And all its hidden secrets sleep,

Known but to Genii of the deep,

それも珊瑚の洞窟の中に震えて、

波間に囁こうともしてくれない。

Which, trembling in their coral caves,

They dare not whisper to the waves.

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