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under 500 Ⅱ

偽善者、放ります

苦手な人のタイプが、3つある。


それは、嘘をつく人、ズカズカとプライベートに侵入してくる人、そして、偽善者だ。


特に、偽善者は怖い。


他の二つは、性格そのままに近い状態で、来ているのが分かる。


だが、偽善者は、性格と反することをしているわけで。


ある意味、嘘をついているわけだが、嘘をつく人と違い、かなり悪質だ。



私が、なぜ、柔道を始めたかというと、投げ飛ばすためだ。


さきほど挙げた人たちを、地面に放るためだ。


苦手なのは、3つのタイプとお伝えしたが、実質ひとりだ。


クラスメートで、柔道部に所属している、たったひとりだ。


高校生になって、まさか、受け身をとりながら攻める人生になると、思っていなかった。



その偽善者の女子は、体格がスゴい。


私は、その女子の半分もなかった。


でも、負ける気がしない。


なぜなら、苦手には、強くなれるから。




「勝とうと思わなくていいんだよ。


成長しようと思わなきゃ。


私は、ずっとあなたのこと見てきたけど、すごく頑張ってるの知ってるから。


ケガをしないように、真剣に勝負しましょうね、頑張ろうね、ファイト!」


「うん」




私、今から、偽善者、放ります。

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