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異世界旅行 ー46歳悪ガキの異世界悪戯旅行?ー  作者: 戸口 央田
第1章:異世界へ飛ばされました
19/60

10.使える属性魔法を増やそう

よろしくお願いします。

部屋に戻り、ベッドに腰かける。

「はぁ、訓練疲れた…」

『さて、次はどうするの?』

(そうだなぁ。次は…、属性魔法を使えるようにしたい)

『そんな簡単に提案してるけどさ、使えるように出来るの?』

レイがすごく真っ当な質問をした。

(多分だけど出来る。初心者用の魔法書では想像で属性魔法の球体が出せるって書いているから)


その魔法書は昨日の図書室(あそこは勝手にそう呼ぼう)で読んだ10冊のうちの一冊である。

そこには基礎から各属性魔法の生活魔法、低級魔法が記載されていた。

魔法の基礎はできている。ちなみにこれらが魔法の基礎となる。

1.体にめぐる魔力を感じること

2.体から魔力を放出する

3.手や足などの魔力を一点、もしくは複数に溜める

4.使える属性魔法を球体にだす


(推測だけど、属性魔法を使えるようにするコツは、属性魔法に合わせた強い想像をしないといけないと思う)

『だったら妄想スキルを使えばすぐに出来るんじゃないの?』

(どうだろう。想像(イメージ)は簡単に出来るから、見ながらやる感じかな?実際にやるのは現実だから感覚が一番重要かもね)


―――――――――――――――――――――――――――


そう決めて、三日を過ぎた。

「や、やっと、出来た…」

朗太は属性魔法を体得することに成功した。

「か、解析…」


------------------------

名前:古戸朗太 性別:男性 種族:人族

体力:100 魔力:10/3050

STR:20 DEF:10


スキル

解析 妄想・空想LV:MAX 無属性魔法

火魔法 水魔法 土魔法 風魔法 闇魔法


称号

【異界の者】 【二度目の生を生きし者】

------------------------


火、水はその日で体得に成功。

土、風は二日目で体得に成功した。

闇魔法は二日目から挑戦するも難しく、三日目の夜中で体得できた。

聖魔法は取得方法が全く分からないためギブアップ。


ちなみにやり方はこんな風にイメージし続けてた。

火魔法ならば、山火事、溶岩、赤色を。

水魔法ならば、海、滝、雨、青色等、属性に関する現象や色を強くイメージしながら魔力の球体を出すこと。

成功率はかなり難しく、スキルとして身に着くのに何度も体得したい属性魔法を出さないといけなかった。

ちなみに闇魔法は、マイナス思考、影、真っ暗な未来、黒色等である。

一度目の世界では馴染んでいた(というより経験した)が、レアな属性魔法なのか割と時間が掛かってしまった。


「お、おやすみ…」

『お休み。お疲れ様』


朗太は眼を閉じて意識を手放した。


―――――――――――――――――――――――――――


「う、うーん…」

朗太が起きた時にはあたりは真っ暗だった。

「・・・・。夜?」

(レイ。起きてる?)

『起きてるわ。長い長いお休みだったわね』

(あんな無茶は久しぶりだからね)

ゲームに熱中しすぎて夜更かしした以来だ。

(どのくらい寝てた?)

『大体、一日と半日かしらね。だいぶ時間が削られたわ』

(それは痛いなぁ。魔法を無詠唱で使えるようにしたいのに)

『解析を掛けてみたら?魔力はかなり増えたんじゃない?』

(あぁ、そうかも)

朗太は解析を掛けた。


------------------------

名前:古戸朗太 性別:男性 種族:人族

体力:100 魔力:5000/5000

STR:20 DEF:10


スキル

解析 妄想・空想LV:MAX 無属性魔法

火魔法 水魔法 土魔法 風魔法 闇魔法


称号

【異界の者】 【二度目の生を生きし者】

------------------------


(魔力がめっちゃ増えてる!やった!無理した甲斐があった!)

魔力が多く増えたことに感動し、喜んだ。

『はぁ、推測を当てて本当に増やすなんて…。天才なのか馬鹿なのか』

レイは呆れた。

お読みいただきありがとうございます。

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