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異世界旅行 ー46歳悪ガキの異世界悪戯旅行?ー  作者: 戸口 央田
第1章:異世界へ飛ばされました
16/60

07.解析考察

よろしくお願いします。

短めです。


------------------------

[スキル]


分析

あらゆる概念や物体、存在するものを分析し、理解することが出来る。


妄想・空想LV:MAX

頭の中で思い描ける。思い描いたものは決して忘れることはなく、仮想空間として利用もできる。


無属性魔法

無属性魔法を扱える者が手に入るスキル。全ての無属性魔法が使えるが、本人の技量次第。


[称号]


【異界の者】

異世界に召喚された者のみに与えられる称号。

あらゆる言語を見聞きし、書くことが出来る。


【二度目の生を生きし者】

転生を果たした者にのみ与えられる称号。

以下の者が人格を目覚めます。

1:古戸朗太

2:古戸朗太

3:レイ

------------------------


『さぁ、どれから突っ込む?』

(まずは妄想・空想ってスキルかな。ってか妄想・空想ってスキルなの!?)

確かに得意だよ!?妄想と空想は暇つぶしにも使えるからね!でも、LVがMAXってなんだ!MAXは嬉しいけどさ!寂しいやつって思われるじゃん!・・・・。人格もどきを作っている時点で寂しいじゃん!!

『結論。試せば分かる。次、【二度目の生を生きし者】』


29歳の僕が死んで17歳の頃に転生?戻ってるわけだから、人生を二回、経験しているからこの称号があることは分かるよ。

でもね、最後の説明文は何だ!!

「この称号により、以下の者が人格を目覚めます。」って!

「1:古戸朗太」これは分かる。多分僕のことだろう。

「2:古戸朗太」誰だよ!?誰のことだよ!?もしかしたらこれは17歳の僕のことかな!?だって29歳が僕なら17歳の人格があるかもしれないけどさ!

「3:レイ」なんでレイもちゃっかり人格を目覚めてんだよ!?

29歳おじさんの世界ではさ!こう話したら、こんな性格だからこう返してくるんだろうな~って感覚で言葉を選んで喋らせるような感じだったんだよ!

17歳の世界になってどこか人間っぽさがあるな~って感じてたけど!人格に目覚めてたんだ!そりゃあ人間っぽく感じるよ!

『結論。ほんとに多重人格になっていたっぽい』



(はぁ、はぁ。言葉に出ていないよね?)

『大丈夫よ。悶絶しながら床を転がっている姿は頭おかしい人だけど、言葉までは出てないわ』

(良かった…。良かったか?)

窓から外を覗くとクラスメイト達と鎧の人はいなくなっていた。

いつの間にか移動していたようだ。

『食堂に行ってみる?食事は、出されるはずよ』

(そうだね。役立たずの人にどう扱われるかは分からないけど)

立ち上がって全身の埃をパンパンッ!と叩いて落とす。


(空想でマッピングが出来ないかな)とふと考えて、頭の中に四角形が出来上がる。扉の部分だけ赤線になっている。

(これでいけそうだ。割と便利かもな。妄想・空想スキル)

にしても、と朗太は思う。

(これからなんでも使えるようにしなきゃ。どう扱われるか分からないなぁ…)

『本当よ。全く面倒な…』

レイとそう簡単にやり取りをして食堂に向かった。



お読みいただきありがとうございます。

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