脱獄
俺の名前は神崎亮太[かんざきりょうた]
桜丘高校 3年5組 9番 1クラス30人
ごく普通の高校生である。そんなある日のことだった、いつも通り授業を受けていた時、急に目の前が真っ暗になった。
?『おい、起きろりょーた』
神崎『ん、、、なんだ?』
慎吾『やっと起きたか』
神崎『しん、ご?
彼の名前は高津慎吾[たかつしんご]スポーツ万能成績優秀で俺の唯一の友達である。
神崎『何かあったのか?てゆうか夜じゃねーか!』
『落ち着いて聞いてくれりょーた、俺たちは今学校に閉じ込められてるんだ』
と真剣な顔で言ってくる
神崎『は?何言ってんだよ、変な冗談はやめて早く帰ろう』
神崎は聞く耳も立てずに帰ろうとする
扉を開けようとした。
ガッ
神崎『は?』
鍵が閉まっているわけでもないのに扉はビクともしない
神崎『おい慎吾どういうことだよ』
慎吾『俺だって分からないよ』
神崎『何なんだよいったい』
女子A『もういや!帰りたい』
男子A『くそッ何なんだよ、どうして俺たちは閉じ込められてんだよ』
クラスの雰囲気も悪くなってきたその時
ジィーブツっ…サーー
放送が繋がる音がした
?『こんばんは〜皆さんお元気にしてますかー?
陽気な口調で質問をしてきた
クラス『・・・』
?『無視とは酷いですねー』
すると
男子A『テメー何なんだよ!俺たちを閉じ込めてんのはお前なのか?』
怒り口調で質問する
?[ハイそうです、私があなた達を閉じ込めました』
クラス[ざわざわ]
男子A『ふざけんな!早く家に帰らせろ』
?『それは出来ませんあなた達には今から試験を受けてもらいます。それを見事全てこなせば家に帰らせてあげます。』
神崎『試験だと?』
?『はい。あなた達にはこれから第一試験【鬼ごっこ】をしてもらいます。
ルールはいたって簡単鬼に捕まったらアウト
ただ、それだけです。
おっと時間もおしてきましたね、そろそろ始めようと思います。』
神崎『ちょっと待て!!最後に聞いていいか?』
?『なんですか?』
神崎『お前は誰なんだ』
?『・・・』
少し間を置いてから?は言った
X『エックスとでも名乗っておきましょか』
神崎(エックス?)
X『それでは始めます!皆さん存分に楽しんでください。』
パチっ
Xが指を鳴らした
ガラッ
すると扉が開いた
神崎『鬼ごっこっていったいどういうことなんだ?』
男子A『鬼ごっこなんてやってられっか俺は帰るぞ!』
そういって男子Aは教室を出た
みんなは動揺を隠しきれずに教室から動かなかった
慎吾『りょうた何か聞こえないか?』
神崎『いや、何も?』
慎吾『しっ(静かに)』
ペタッペタッ
神崎『本当だ、何か聞こえる』
ペタッペタッペタッ
慎吾『なんかこっちに近づいてきてないか?』
クラス『ねぇ何か聞こえない?』
クラスの人達もちらほらその音に気付き始めた
ピタッ
するといきなりその足音が止まった
神崎『なんだ』
ツバを呑み込む
慎吾『りょーた!何か嫌な予感がする』
神崎『俺もだ』
すると、ペタッペタッペタペタッペタペタペタペタペタ
慎吾『こっちに来てる!』
クラス『なになにっ!?イヤだ!』
神崎『慎吾前の扉に鍵閉めろ!俺は後ろの鍵を閉める
いち早く今置かれてる状況に気づき指示する
慎吾『お、おう』
ガチャ ガチャ
前と後ろの鍵を閉めた
神崎『これで大丈夫なはずだ』
安心したその瞬間 ドン
と扉を叩く音がした
男子B『な、な、な、なんなんだ!?』
ドン ドンドンドンドン ドドドドドドン
女子C『いやーー』
泣きながら叫ぶ
神崎『大丈夫だ!扉は鍵が閉まってるし入ってこれないだろう』
女子B『そ、そうよはいってこれるわけないじゃ、、、』
バキバキ ドンドンドンドンバキドンドン
男子B『おいおい!ヤバくないか!?』
ドッカーン
扉が吹っ飛んだ
クラス『うわーーー、きゃーーー』
ノソッ
教室に入って来たのはハゲかかったおじさんだった
男子B『なんだただのジジイじゃねーか』
そういって男子Bがおじさんの方へ歩いていった
男子B『おいおい、おっさん何しに来たんだ?まさか鬼ごっことか言わねーよな?笑
おじさん『・・・』
男子B『チッ無視すんなよクソジジイ』
おじさん『..,...,.,.チ』
男子B『は?なんだって』
慎吾『おいそこらへんでやめと、、』
慎吾がとめに入ろうとした瞬間
おじさん『タッチ』(満面の笑み)
バシ っとビンタした
おじさんは男子Bの顔をビンタしただがそのビンタは強烈で男子Bの首は半回転した。
男子B『・・・』ドサッ
クラス『きゃあーーーーーーー』
クラスはパニック状態になった
男子D『うわー!やべーって』
女子E『おかーさーん』[泣]
おじさん『タッチ〜タッチタッチタッチ』
おじさんは次々と人を殺していく
神崎『慎吾!!逃げるぞ!早く立てっ』
慎吾『あ、ああ』
神崎と慎吾が逃げようとすると
?『きゃあーーー』
後ろから叫び声がした
慎吾『!?』
慎吾が振り向く
彩乃『イヤーこないでー』
おじさん『ヒッヒー 』
慎吾『オラーー』
慎吾がおじさんにタックルしておじさんが吹っ飛んだ
おじさん『お?』
慎吾『大丈夫か?』
彩乃『う、うん ありがとう』
と泣きながら言った
神崎『おい!慎吾早くいくぞ!』
慎吾『おう』
慎吾は彩乃の手を引っ張っていった
おじさん『あー逃げられちゃった』
(満面の笑み)
続く