魔王(子)遠征へ向けての準備をします#1
「では出発は2週間後、それまでに準備をするのじゃ皆の者」
〜王都商店街〜
「ダルい...何故俺が買い出しをしているんだ...」
「仕方ないじゃないですか、女王様に言われたんですから」
「アンス大隊長これは命令じゃ遠征用の食料の買出しに行ってくるのじゃって...あの女王人使いが荒すぎるよ本当」
「今更じゃないですか?」
「た、確かに何かと用事を押し付けてくよね本当...この国出ようかな...」
「何くだらないこと抜かしてるんですか隊長...貴方は今はこの国の騎士団のトップ何ですよ?」
「トップと言われてもなぁ...実際問題雑務が増えた以外何も無いんだよなぁ...はっきり言ってはた迷惑な昇格だよ」
「でも給料は倍に跳ね上がったんですよね?」
「そうだよ...だから何も文句を言えないんじゃないか」
「良かったじゃないですか...手なわけで隊長ケーキ奢ってくださいよ」
「んな唐突に...仕方ないな最近は話す機会も少なかったしいいか」
「やったーさすが隊長♪」
「なになに?隊長なにか奢ってくれんの?」
「うわ、ビックリしたなんだラウルか...」
「やっほー隊長」
「と言うかお前どこから現れたし」
「何処からってケーキ奢ってくださいって当たりから後ろにいましたけど?」
「マジかよ...流石ラウル元暗殺者は伊達じゃないな」
「そうっすねぇ」
「そういや昔お前が俺を暗殺しに来た結果俺の下に着くことになったんだっけ?」
「そうですよ隊長」
「ホント昔も今も隊長は強いですからねぇ〜あ、因みに今も隊長の首をたまに狙っていますよ」
「え?マジで?ならここで始末した方がいいかな?」
「いやいや、冗談ですよ冗談...昔暗殺した時に死にかけたからもう懲り懲りですよ」
「そうか」
「とりあえずケーキ屋入ろうか」
「わーい」
「へーい」
「ラウルお前は着いてくるな...」
「えぇ...酷くないですかねぇ」
「酷くないぞ?お前は男だろ?男に奢る代物ではない」
「えぇ...(困惑)」
「嘘だ、そんなに凹むなバカが」
「バカとは何ですかねぇ隊長」
「ラウルお前は馬鹿だろ?」
「いや、だから俺は馬鹿ではない」
「まぁいいやとりあえず入るぞ〜」
「はーい」
「へーい」
次回に続く
皆様お久しぶりでございます
ちょっと雑な終わらせ方で申し訳ございません
今回はとりあえずケーキ屋に入る前の段階で切らせていただきました次回はケーキ屋なのに大波乱が起きます乞うご期待してお待ちください