魔王(子)が女王様に謁見します
元は王様の予定でしたが女王様に変更した為変な点があると思いますが、ご了承ください
*2017年10月3日サブタイトル編集
〜王宮救護室〜
「たーいーちょーおーあーさーですよー起きてくださーい」
「ん?...もう...朝かってレイラ何故同じベッドにいるんだよ」
「だって、隊長ずっと寝てたんですもん(プンプン)」
「いや、理由になってない気がするんだが」
「つべこべ言わずにとりあえず起きてくださーい」
「何故だ!?、何故起きなければならん、今日は休日のはずだぞ!?」
「いや、小隊長4日も倒れてたから休日何も今日はお仕事のある日ですよ?」
「ノオオオオッ」
(バサッ)
「あの、静かにしてもらえませんか?他の病人の迷惑ですので」
「あ、ハイ」
「ほら、隊長のせいで怒られてしまったじゃないですか...」
「いやいやいや、レイラお前のせいでもあるからな」
(バタン)
「アンス小隊長殿は此処に居られるか?」
「アンス小隊長様なら、そちらのベッドにいるはずです」
「了解した」
(バサッ)
「アンス小隊長殿、王様がお呼びだ今すぐに謁見の間に来るように」
「急に...えぇ...(困惑)」
「隊長、良かったですねぇ〜王様に会えて」
「う、嬉しいのは確かだけど、王様と言うかあの人女王様じゃん...」
「あの人って言ったらダメですよアレでもこの国を1代で復興させたカリスマ性溢れる凄い人なんですから」
「お、そうだな(適当)」
「何ですかその言い方は...って女王様が呼んでるんでしたねさっさと着替えて行ってきてください小隊長!!」
「ハイハイ、分かりましたよ」
〜数十分後〜
〜王宮謁見の間〜
「女王陛下、アンス小隊長殿が参られました」
「此処に呼んで参るのじゃ」
「ハッ!!」
(重い音と共にドアが開く)
「王都軍小隊長アンス、此処に馳せ参じました」
「ウム、よく参られたのじゃアンス小隊長殿」
「では、早速だが皆の者下がれ、私はこれからアンス小隊長に個人的に聞きたいことがある」
((御意))
「全員出ていったようじゃな?」
「ですね〜陛下」
「2人きりなんだし、陛下呼びは辞めるのじゃ」
「ハイハイ、メアリー様」
「ウム、それで良いのじゃ」
「んで、メアリー様何のようですか?」
「あ、完全に忘れておったのじゃ、アンス貴様魔王には会ったのか?」
「いや、魔王軍には襲われたが魔王には会っていないぞ」
「ふむ、そうか、嫌良かった良かった」
「そうですねよ、あの状況で魔王現れてたら死んでましたよ(半ギレ)」
「そ、そうなのかじゃ」
「さてと、要件はそれだけなのじゃがあ、もう一つあったのを思い出した、皆の者入って参るのじゃ」
((ハッ))
「よーし揃ったようじゃな?」
「ではアンス小隊長から大隊長えの任命式を始めるのじゃ」
「.....え?」
「何を鳩が豆鉄砲食らったような顔をしているのじゃ、今日からアンス貴様は大隊長じゃ」
「ええええええええええええええええええええええええええええええ」
「良し、ではこっちのバッチを貴様に進呈するのじゃ」
「いやいやいや、急に大隊長昇格ってメア」
(女王様による無言の腹パン)
「グハッ...間違えました陛下...」
「ウム、次から気をつけるのじゃ」
「陛下、何故自分は大隊長に昇格なんでしょうか?」
「何故って、お主は馬鹿じゃな?貴様ら以外は魔王軍の襲撃で王都に残った兵士以外は殆どが戦死で全滅したんじゃぞ?」
「そ、そう言えばそうでしたね...」
「ウム、それで前大隊長も戦死してあの中生き残った貴様を大隊長に任命すると言う流れになったのじゃ」
「は、ハァ」
「それと、ついでにもう一つ、」
「何でしょうか?」
「魔王討伐を貴様の隊と残る兵士でやって来て欲しいのじゃ」
「また、急にですね...と言うか残る兵士駆り出すと王都は大丈夫何ですか?」
「大丈夫じゃ、先日勇者が帰還してな」
「いや、俺じゃなくて勇者に倒しに行かせればいいじゃないですか...」
「王に向かって命令とはいい度胸じゃな、宜しい貴様今すぐ準備して貴様は魔王城に向かうのじゃ、これは女王命令じゃ、断れば死刑なのじゃ」
「そんな、横暴な」
「世は、横暴なのじゃ、それがどうしたのじゃ?」
「いや、何でもないです」
「では出発は2週間後、それまでに準備をするのじゃ皆の者」
お久しぶでございます、今回は女王様(多分合法ロリ)が出てきましたがどうでしたでしょうか?
レイラさんの出番が少なすぎじゃない?と思う人もいると思いますがそこは、気にするなぁでお願いしますではまた次回