表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
来世は異世界で  作者: 三日月
43/72

本心は…?


短いです。

どうぞ。

「学園ですか?」



「そう!私が思うにいい線イケると思うんだよねぇ。それに学園をちゃんと卒業できれば、将来は安定が確実とまで言われてるんだよ?だからちょっと試験受けてみない?皆の勉強は私が見てあげるからさ。」



「…まぁ元々興味はありましたんで、大丈夫なんですが、俺ら依頼を受けてきたんですがそっちは良いんですか?」



「ん?あぁそれならジー君が帰ってきたから大丈夫だよ!ね?」



「・・・。」


明らかに嫌そうな顔をしていたが、諦めたのか溜め息をついてから頷いた。


「ほら!それに私教師をやってきて、自分の教え子が学園の試験に受けて合格した子がいないんだよね…。

だから合格させてあげたいのが私の今の目標なのよ。だからある意味依頼内容にもあってるわ。

”私の目標のお手伝い”ってことで・・・お願い!」



…頭まで下げられたら断れない。それに俺たちにとっても良い話だ。優秀な人材を育成している機関の優秀な人物に勉強を見てもらえるなんて。村では習えなかったことが習えるいい機会だ。



「分かりました。俺は良いですよ。」


「アタシも。」


「俺もだぜ!ミーシャさん!」


「……皆、やるなら。」



俺らの返答を聞いてから、ミーシャさんは顔をパァッと明るくして一緒に頑張りましょう!と気合いを入れていた。

・・・というか、なんでこうなったんだろうか。本当に。


まぁ自分の糧になるならいっか。



「じゃあ、今度来たときから勉強を始めましょ!あ、でも他の依頼とかは受けていいからね?私のこの依頼は長期依頼ってことでギルドに君たち指名で出しとくから。そうねぇ週に3、いや2日でいいから顔を出してほしいなぁ。勿論できればの範囲でいいよ。」



「わかりました。」


ミーシャさんは満足そうに頷き微笑んだ。

その後ろでジー君さんは軽く溜め息を吐いていた。・・・どんまい。


必要なモノを用意しておく、と言い俺たちはまさかの2時間と少しでミーシャさんたちと別れた。




---------------------------------------------------------------------------




「なんだかおかしなことになったな。」


「確かに。でもアタシたちにとっても良い話だったからいんじゃない?」


「それな!学園って確か勇者様が作ったんだろ?俺はスゲー楽しみだっ!」


「……新しい、魔法。…あるかな…?」


「まぁ母さんたちも最近は村から出てないって言ってたから、新しい魔法とかはあるんじゃないか?」


「…楽しみ。」



などと喋りながらまたギルドへと俺たちは戻って行った。




---------------------------------------------------------------------------




あの子たちを少し強引に返した後、私とジー君の2人になった。

この気配からすると、ジー君の機嫌が少し悪いみたい。



「姉さん。なにを企んでる?」


「企んでるなんてヒドイわ。」


「普通におかしいだろ。いきなり”学園に入る為に勉強しましょう”なんて。・・・そんなに気に入ったのか?」



訝しげに私に訊いてくるジー君に笑みがこぼれる。あの子たちは上手く隠してるけど、分かる者には解る。これからドンドン成長していって、やがては大輪の花…ううん、それ以上の人物になる!

なにより私の勘がそう囁いている。


特にリリィちゃんなんて近年稀に見るほどの魔法の才能に満ち溢れている。魔力量だけでもはっきりいって異常な程。それと同等なノルン君も十分にイカレテルけどね。あの子たちをあそこまで育てた人物に会ってみたいわぁ。きっと世間から”英雄”と言われてもおかしくない人物に違いないわ!



「・・・姉さん?」



「んぅ?ふふっ。確かにあの子たちのことはとても気に入っているわよ。あんなに才能あふれる子をみるのは久しぶり。」



「それほどか?」



「えぇ。はやく彼等が学園にきてほしいわ。きっといい刺激になるでしょう。彼等にとっても。学園にとっても。最近はレベルが下がってきてるから、尚更ね。」



「…あれで下がって来てるのか?」


ジー君はボソッと呟くけど、その変化は内部の人間しか分からない変化だろう。まぁ次に入ってくる中に期待されている子らが何人かいるけど。



「ふふっ。本当に楽しみだわぁ。」



私の中の狂気といえるほどの欲。身体が不自由になってからはより一層強くなったその気持ち。

誰かを育てたい、その”子”らを一般に認めさせたい、私が育てたんだと満足したい

欲というには不格好で。だけど私が私でいる為に絶対必要なモノ。


今まで、この私の願望をかなえることが出来る子を見つけることが出来なかったが…ようやく叶えることが出来そうだ。



「ほんとうに、タノシミ。うふふっ。」



この時の私は、自分に夢中でジー君が心配そうに見ていたことに気付かなかった。





閑話とかで繋ぎつつ時間を進めていくか、一気に進めてしまうか悩んでます。

実際ミーシャが出てくるだけで、この最近の2話はあまり必要では無かったかもしれませんね。笑

ミーシャのイメージとしては、ある意味愛国者といいますか、学園の事が第一!みたいな感じで行ければと思ってます。今後変更するかもしれませんが。


まぁ気楽にやっていきます。次回またお会いしましょう。ノシ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ