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来世は異世界で  作者: 三日月
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自称・神との邂逅

次の話で異世界に転生する予定です。

今回は今後のための決め事をするだけですね。

めんどくさい方は飛ばしてもかまわないと思います。




「ここは……」

さっきまで病室に居たはずだ。それなのに今は自分の足で不思議な空間に立っている…ならここは所謂、死後の世界というものか?

そのとき、背中側から女性の声が聞こえた


「お疲れさま。あなたの考えている通り、ここは死者のいるべき場所よ。」


「あなたは?」

 そう問うたらその女性は微笑みながら答えた



「私?神様だよ!そんなことより長い人生お疲れさま。あなたは今回死を迎えました。なのであなたには

選択する義務があります

また生前の世界に輪廻するか、別の世界に転生するのかを。」



「え?あ、いやっいきなりそんな事を言われても…」

私が戸惑っていると、神は予想通りといわんばかりの表情をしながらも時間をくれた



「大体の人がそう言うんだよね~。まぁ別に急いで決めてもらうことでもないし、この空間はあなたたち

の考える時間の概念からは隔絶されているから、ゆっくり考えてみてよ!」


……大体の人が言うなら問い方を変えればいいじゃないかと思ったが言わないでおいた。



「そうですか…なら少し時間をください。」


同じ世界か違う世界かぁ。また同じ世界に生きれるなら便利なものや娯楽がたくさんあるが、特にやりたいものがあるわけでも無い。

あ、好きなゲームをクリアしてないのと冒険小説の続編が気になるが……まぁいいか。


最も気になるのはユキのことだが、生まれ変わる頃にはユキもこの空間にいることだろう。

……なら違う世界にでも転生してみるのも面白いかもしれないが、どんな世界なのだろうか?



「簡単に言ってみれば剣と魔法の世界だよっ♪」


なんでっという言葉が出る前に、神なんだから思考でも読んだんだろうと思い口を閉じた。小さい声で「つまんない」と聞こえたが無視しといた。



剣と魔法の世界か、少し心躍るし転生してみるか。

「決まり「転生だねっ!」・・・はい。」



「あなたのような人が転生を選ぶのは珍しいね♪

大体あなたたちの世代の人は輪廻を選ぶんだけどね。比較的若い子とかは娯楽の影響かは分からないケド

も、転生を即答する人もいるの。

それの大体が”異世界で強くてカッコいい勇者”になるみたいな思考だけど…しかも何か”特殊で強い能力

をつけろ”とか要求してくるんだよねぇ……はぁ」



「能力とかあるのんですか?ゲームみたいに?」



「あるよ。本当はランダムに決まるんだけど、何か要望があれば聞くけど?」



「ん…」

確かに自分が強くなりたいとは思うが、最強とかは目指していない。自分の大切な人とかを守れればいいと思う。

でも能力に頼りきっていると、痛い目をみそうだ、、、ただでさえ異世界なのだ。日本で暮らしてた頃の常識などは一切通用しないと思った方がいい。

なら・・・



「努力したら報われる、みたいな能力ありますか?」

自称・神様は何もなかった空間から一冊の本を出現させて探しはじめた



「ちょっと待ってね・・・あった!”努力家”って能力。努力した分だけ報われる可能性があるって書いて あるよ!ただ、本人の適正によっても効果は左右されるみたいだね。」



「じゃあその能力をお願いします。それと記憶をこのまま引き継いでいくのは可能ですか?」



「可能だけど、赤ちゃんの頃から記憶があると大変だと思うケド?

 それに引き継ぐために、本来あったであろう才能とかが犠牲になってるかもしれないケド、いいの?」



「かまいません。記憶のほうは10歳くらいから復活するようにしてもらえませんか?」



「わかったわ。他に聞きたい事とかあったら今のうちよっ♪」



聞きたいことか……

「簡単にこれから行く異世界のことを教えてもらえませんか」


「いいわよ~♪」


楽しそうな軽い口調で

自称・神様からの異世界の説明がはじまった。

自称・神様との出会い前編でした^^

次は神様に異世界の設定を軽く説明してもらいましょう。


 なんで神が一人に対してこんなに関わるのかと思う人もいるかと思いますが、神なので複数同時に一人一人に対して同じようなことをしてると思ってください。笑

全知全能ではないかもしれませんが、そのくらいは出来ると私は思ってます。

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