プロローグ
初めての作品です。のんびりやっていきます。
なんとなく今日は身体が軽い感じがした。半年前体調を崩して以来、ずっと入院しているが今日は身体が入院する前よりも調子がいいような気がするのだ。……いや、していた。
「あなた、…私の声が聞こえますか?」
少し震えたような声が近くで聞こえ、閉じていた瞳を開け見ると、妻のユキの姿が見えた。
ユキとは私が戦争に行く直前に結婚し、戦争が終わった後の国で二人で必死に支えあい生きてきた、私の最も大切な存在だ。
そんなユキが泣いているのが悲しく思えたが、原因はわかってる…自分の死が、もうすぐそこにまで迫ってきているということを。
「ユキ。…お前は笑っていてくれ。」
「あなたっ!」
もっともっと伝えたいことはあるのに、頭の中では言葉が浮かんでいるのに!ユキに伝えらえない…そのことが心残りだが時間が来たようだ。
「ユキ、…愛して、、い、、、っ」
「っーーー!」
ユキの声が遠ざかっていき……
次の瞬間に私は白を基調とした美しい空間に居たのだった。
更新は不定期になります。
今後、多少ご都合主義てきなモノがでてくるかもしれません。なるべく少なくしていくつもりですが、そうゆうのが苦手な方はご遠慮ください。
また、システムに不慣れな部分があるので温かく見守ってください!笑